ライトスピード、Webアプリケーション用テスト自動化ツール最新版

 ライトスピード(本社:東京都千代田区)は、Webアプリケーション用機能/回帰テスト自動化ツール「vTest」の最新バージョン「vTest 2.5」を2009年5月上旬から国内販売する。対応ブラウザにInternet Explorer 8を追加したほか、より柔軟な運用を可能にする新ライセンスを導入した。

 米Verisiumが開発したテスト自動化ツール。Webアプリケーションを実際に動かした際に不具合がないかチェックする機能テストと、プログラム修正/変更ごとに新たなバグが入り込んでいないか確認する回帰テストをそれぞれ自動化する。ユーザーが実際に行うキー操作やマウス操作を記録してテストスクリプトを自動生成し、これを再生することで何度でも同じテストを繰り返すことができる。

 最新版では、テストスクリプトを記録・再生する際にリクエストヘッダ情報を追加・編集できるようにして、User Agent情報でクライアントを判別するモバイル向けシステムや、Referer情報を元に制御するWebシステムなどに利用の幅を広げた。また、Webページダイアログ(JavaScriptのshowModalDialog関数で生成された画面)の記録・再生が可能になった。

 対応ブラウザはInternet Explorer 6/7/8、Mozilla Firefox 2/3。インストール数でカウントする端末固定ライセンスに加えて、インストールPC数を制限せず同時使用ユーザー数でカウントするフローティングライセンスを用意。部門やプロジェクトチーム全体の端末にインストールして、より少ないライセンス数で効率的に運用できるようにした。価格(税別)は、1端末固定ライセンスが30万円から。1フローティングライセンスが45万円から。

Verisium vTest
http://www.vtest.jp/

ライトスピード
http://www.light-speed.jp/