サーバー:出荷が急減速 サブプライム問題が影響か

 調査会社の米IDCは11月29日(米国時間)、07年第3四半期の世界のサーバー出荷額は前年同期比0.5%増の130億9700万ドルだったと発表した。7年ぶりの高水準だが、06年春以降では最も低い伸びにとどまった。いわゆるサブプライム問題で世界経済に不安が広がり、企業がサーバー購入を手控えているという。

クラスキャット、サーバ管理ソフトが送信ドメイン認証技術「DKIM」に対応

 クラスキャット(佐々木規行社長)は11月13日、インターネットサーバー管理ソフト「ClassCat Cute Server Manager」シリーズが、メールサーバー機能の新機能として、メール詐欺・フィッシングメールに対して有効な対応策である送信ドメイン認証技術「DKIM(DomainKeys Identified Mail)」に対応したと発表した。

マイクロソフト、次期サーバーOSと仮想化テクノロジーのライセンス体系

 マイクロソフト(ダレン・ヒューストン社長)は11月13日、次期OS「Windows Server 2008」日本語版のライセンス体系を発表した。また、ハイパーバイザー型の仮想化テクノロジーの名称を「Hyper-V」に決定。Windows Server 2008とは別に仮想化製品として「Hyper-V Server」日本語版を提供する。

【IDC調査】2007年2Qの世界サーバ市場、停滞期を抜け成長傾向に――工場出荷額は5四半期連続で増加

 3年間続いたサーバ市場の停滞は終わりを迎え、再び成長に転じていることが、米国の調査会社IDCが8月23日に発表したサーバ市場四半期動向リポートで明らかになった。IDCはその理由として、データセンターのサーバが更新サイクルを迎えたことなどを挙げている。

ISAとマイクロソフト、Windows Server 2008対応を促進する検証プログラム

 Itanium Solutions Alliance(ISA、Kirk Skaugen会長)とマイクロソフト(ダレン・ヒューストン社長)は8月21日、インテルのItaniumプロセッサをサポートした、次期サーバーOS「Windows Server 2008 for Itanium-based Systems(Server 2008)」へのソフトの対応を促進するため、「検証2008」プログラムを開始した。

Intel、ブレード・サーバ向け標準仕様を支持――開発コストの削減と中小規模企業の導入に期待

 米国Intelは7月30日、サーバの構成規格を策定する業界団体「Server System Infrastructure(SSI)」のフォーラムにおいて、ブレード・サーバ・プラットフォーム向けの標準仕様として、SSIが策定した「Modular Server Specifications」を採用する考えがあることを明らかにした。

Sun、Opteron/Xeon/T1を同時利用できるブレード・サーバを国内で発表──OSはSolaris/Linux/Windowsに対応し、広範な業務に適用可能

 Sun Microsystemsは7月11日、Opteron、Xeon、UltraSPARC T1という3種類のCPUを搭載した各サーバ・モジュールを最大10枚混在して同時利用できるブレード・サーバ「Sun Blade 6000モジューラ・システム」を発表した。国内での出荷開始は8月下旬を予定している。