インフォテリアと日本IBM、XMLプログラミングコンテストを開催

 インフォテリアと日本IBMは2008年12月10日、XMLの特性を活用した実用的かつユニークなXMLアプリケーションを広く募集する「XMLプログラミング・コンテスト」を開催すると発表、同日から募集を開始した。才能あるXMLソフトウェアデベロッパーの発掘を目的としたコンテスト。締め切りは2009年2月16日。

C CodでCコードをスクリプトのように扱う

 C Codは、C、C++、またはObjective-Cコンパイラのフロントエンドとして、C言語をスクリプティング言語のように扱うことを可能とするものである。C Codには、C Server Pagesが付属している。C Server Pagesは、ウェブアプリケーションをCまたはC++で記述し、それをオンデマンドで自動的にコンパイルできるようにするために、CGIをサポートする。

bashシェルに新機能を追加するBashDiff(パート2)

 前回の記事では、bashシェルの機能を拡張するBashDiffというパッチについて紹介した。BashDiffの適用によりbashで利用可能となるコマンドや文字列の構文解析については、先に解説したとおりである。今回はその続きとして、位置パラメータの操作法、XMLの構文解析、ISAMやリレーショナルデータベースとの通信、GTK+2 GUIの作成、その他若干のテクニックや注意事項を紹介することにする。

bashシェルに新機能を追加するBashDiff

 本稿で紹介する BashDiff は、bashシェルに適用するパッチの1つであるが、これを用いることで実に多彩な機能追加が可能となる。具体的には、awkの一部機能をシェル本体に組み込む、C言語の一部機能をbashシェルプログラミングで使用可能とする、例外の処理機構を追加する、関数型プログラミングに特有なリスト内包表記やmap関数などの機能を提供する、GTK+2やデータベースとの通信機能を設けるといった、通常のbashには用意されていない機能を利用可能にするのだが、それだけに止まらず、Webサーバ機能を標準のbashシェルに組み込むことすらできるのだ。

PHP開発者の7割がフレームワーク利用、デファクトは定まらず

 PHP開発者の69%がアプリケーション開発で何らかのフレームワークを使用した経験があることが、アシアル(本社:東京都文京区)が2008年10月23日に発表したPHP動向調査で分かった。その際、JavaやRubyなどのようにデファクトスタンダードが存在せず、用途などに合わせて複数のフレームワークが使い分けられている実態も浮かび上がった。

Python 3.0で大きく変わる言語仕様

 一般に、Pythonプログラミング言語のこれまでの新バージョンはユーザに優しかった。多かれ少なかれ前バージョンとの下位互換性は維持された。しかし、2000年、Pythonの作者Guido van Rossum氏は新バージョン開発を発表し、言葉を濁さずにはっきりと宣言した。バージョン3.0に下位互換性はないと。そして、ついにPython 3.0の最初のリリース候補が公開された。最終リリースは今月末を予定する。古いコードを使い続けるか、新しいインタプリタを使うために手直しをするか、開発者は選択を迫られる。

コマンドラインでシェルのエイリアスと関数を使って作業を効率化する

 GNU/Linuxシステムを最大限に活用するには、やはりコマンドプロンプトとシェルスクリプトへの習熟が欠かせない。とはいえ、そうした処理はなるべく手早く済ませたいものだ。本稿では、コマンドラインでの作業の手間を最小化してくれる強力な方法として、シェルのエイリアスと関数を紹介する。

ソフトウェア開発者必見のWorkbench Linuxディストリビューション

  Workbench は、FOSSツールを活用したアプリケーション構築に携わっている開発者にとって、理想的なLinuxディストリビューションの1つと評していいだろう。しかもこれは各種の開発ツールを網羅したディストリビューションというだけでなく、日常的な用途に使うアプリケーション群や外観を彩るための小物類もバンドルされているため、通常のデスクトップ用途に供したとしても、まったく場違いではないのだ。

CVS/Subversionを使ったバージョン管理(前編:バージョン管理の基礎)

 ソフトウェアを開発する際、ソースコードや各種リソースの管理に役立つのがバージョン管理システムだ。バージョン管理システムはソースコード管理システムなどとも呼ばれ、大規模な開発を行う際には必須と言っても過言ではない。また、大規模な開発だけでなく小規模な開発や個人による開発においても、ファイルの変更履歴の記録やバックアップといった用途に活用できる。

米280 North、「Objective-J」とフレームワーク「Cappuccino」をオープンソースに

 米280 Northは9月4日(米国時間)、アプリケーション開発フレームワーク「Cappuccino」と同フレームワークの土台となる言語「Objective-J」をオープンソースとして公開した。ライセンスはGNU Lesser General Public Licens(LGPL)を採用。Webブラウザで動くアプリケーションを容易に開発できるという。

マイクロフォーカス、COBOL開発環境の最新版を発売

 マイクロフォーカス(本社:東京都品川区)は、COBOL開発環境の最新バージョン「Micro Focus Net Express 5.1J」(Windows版)と「Micro Focus Server Express 5.1J」(UNIX/Linux版)を2008年9月1日販売開始した。対応環境を拡大。エンタープライズシステムの迅速な開発とCOBOL資産の有効活用を支援するという。出荷開始は9月30日。