CRI、DS用音声ミドルウェアをiPhone/iPod touchに移植

 CRI・ミドルウェア(本社:東京都港区)は2009年1月6日、iPhone/iPod touchのアプリケーション開発向けサウンドミドルウェア「i救声主/ CRI Sound Streamer for iPhone」を2009年春に発売すると発表した。ニンテンドーDS向けで実績のある音声ミドルウェア「救声主」をiPhone/iPod touchに移植・最適化した。価格は要問い合わせ。

アプリ開発者を呼び込むAndroid搭載端末

 フリー/オープンソースソフトウェア(FOSS)コミュニティは、7月に発表されたAndroid搭載スマートフォン「G1」の登場をずっと待っていた。Googleによる携帯電話向けプラットフォームであるAndroidソースコードはすでに公開されていたが、G1はこれを採用した初の端末となる。確かにすばらしい端末のようだが、果たしてLinux推進派やFOSS支持者の期待に沿ったものになっているのだろうか。

ビックカメラとソフマップ、Linuxベースの多機能プレーヤー「chumby」を店頭発売

 ビックカメラとソフマップは、ダウンロードで機能を追加できるLinuxベースの多機能プレーヤー「chumby」を、2008年12月13日から販売する。当初はビックカメラ有楽町本館、ソフマップ秋葉原本館と、オンライン店舗のビックカメラ.com、ソフマップ・ドットコムで取り扱い、今後販売店を順次拡大する予定。価格は2万9400円。

LinuxユーザのためのiPhoneアプリケーション

 iPhoneとiPod Touchは、モバイル市場に一大旋風を巻き起こした。AppleのApp Storeには、これらのデバイスの機能を活かした魅力的なアプリケーションがあふれている。そのなかにLinuxユーザが活用できるものはあるだろうか。GTKPodやAmarokがまだiPhoneのバージョン2.xファームウェア版とのファイル転送に対応していないのは残念が、LinuxのデスクトップあるいはサーバとiPhoneとの間でデータをやりとりできる興味深い方法はほかにもある。

Mozillaのモバイルブラウザ「Fennec」試用記

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 Mozillaは先週、モバイルブラウザ「Fennec」の動作可能な最初のアルファ版をリリースし、画面の小さい機器向けに最適化された新しいインターフェースを披露した。そのスリムな外観とは裏腹に、FennecにはFirefoxでよく知られるものと同じMozilla技術が基盤として採用されている。私が自分の携帯機器で試用したところでは、うまく工夫されたインターフェースを持つ魅力的なブラウザであると感じた。

米TI、「Android」向けにBluetoothと無線LANのドライバをオープンソースで提供

 米Texas Instruments(TI)は2008年10月22日(米国時間)、携帯電話プラットフォーム「Android」向けに、Bluetoothおよび無線LANのドライバソフトウェアをオープンソースで提供すると発表した。Androidを推進する米GoogleとOHA(Open Handset Alliance)は同日、Androidのソースコードを公開しており、これに合わせた。

NPX-9000 UMPC、安価だが力不足

 安価なノートパソコン、つまりミニノート、あるいは超軽量ノートが人気を集めている。現在の安さの極みは7月にCarapelliが65ポンド(およそ1万1000円)という価格で華々しく発表したNPX-9000だろう。同社のWebサイトにはまだ掲載されていないが、このほど製造工場から最初のロットを入手し、仕様や性能を確認した。それは「値段に見合った製品」を超えるものではなかった。

携帯電話プラットフォーム「Android」を推進する「日本Androidの会」設立

 グーグルのオープンソース携帯電話プラットフォーム「Android」を推進する「Android勉強会」(主催:丸山不二夫・早稲田大学大学院客員教授)は、「日本Androidの会」を2008年9月12日設立する。恒常的な組織として、Androidに興味を持つ全てのユーザーが参加可能なコミュニティにするという。