CRI・ミドルウェア(本社:東京都港区)は2009年1月6日、iPhone/iPod touchのアプリケーション開発向けサウンドミドルウェア「i救声主/ CRI Sound Streamer for iPhone」を2009年春に発売すると発表した。ニンテンドーDS向けで実績のある音声ミドルウェア「救声主」をiPhone/iPod touchに移植・最適化した。価格は要問い合わせ。
アプリ開発者を呼び込むAndroid搭載端末
米Intel、台湾にMoblin開発センター開設
米Intelは12月23日、台湾経済部および財団法人資訊工業策進会(III)と共に、台北に技術センター「Moblin Enabling Center(MEC)」を開設したことを発表した。地元企業とともに、モバイルLinux「Moblin」の取り組みを進めていく狙いだ。
Mozilla、モバイルWebブラウザ「Fennec」のアルファ2リリース
Mozilla Foundationは12月22日(米国時間)、モバイル端末向けのWebブラウザ「Fennec」のアルファ2をリリースした。フィンランドNokiaのタブレット「Nokia N810 Internet Tablet」に対応、デモ版としてWindows、Mac OS X、Linuxの各デスクトップ向けも公開している。
ビックカメラとソフマップ、Linuxベースの多機能プレーヤー「chumby」を店頭発売
ビックカメラとソフマップは、ダウンロードで機能を追加できるLinuxベースの多機能プレーヤー「chumby」を、2008年12月13日から販売する。当初はビックカメラ有楽町本館、ソフマップ秋葉原本館と、オンライン店舗のビックカメラ.com、ソフマップ・ドットコムで取り扱い、今後販売店を順次拡大する予定。価格は2万9400円。
ACCESS、FOMA向けの「ACCESS Linux Platform」オペレータパック開発に着手
ACCESSは2008年12月3日、FOMA端末向けオペレータパックの開発請負契約をNTTドコモと正式に締結したと発表した。「ACCESS Linux Platform」上で動作するNTTドコモ向けオペレータパックの開発に着手する。搭載端末は、2009年後半から順次出荷される見通し。
サイオス、iPhone用アプリの開発者向けトレーニングを開講
サイオステクノロジーは、iPhone用アプリケーション開発者向けのトレーニング「iPhoneアプリケーション開発」を2008年12月17日から提供開始する。iPhoneネイティブアプリケーションの開発に関する基礎知識、設計・開発手法を短期間で修得できるという。基本コース3日間の受講料は9万4500円。
LinuxユーザのためのiPhoneアプリケーション

iPhoneとiPod Touchは、モバイル市場に一大旋風を巻き起こした。AppleのApp Storeには、これらのデバイスの機能を活かした魅力的なアプリケーションがあふれている。そのなかにLinuxユーザが活用できるものはあるだろうか。GTKPodやAmarokがまだiPhoneのバージョン2.xファームウェア版とのファイル転送に対応していないのは残念が、LinuxのデスクトップあるいはサーバとiPhoneとの間でデータをやりとりできる興味深い方法はほかにもある。
モバイルLinux向けブラウザライブラリ「Browser D-Bus Bridge」
フィンランドMovialは11月10日(ヘルシンキ時間)、モバイルLinux向けのWebKit/Gecko拡張「Browser D-Bus Bridge」を発表、LGPLライセンスの下でソースコードを公開した。開発者はこれを利用して、Linux端末向けのリッチユーザーインターフェイスを容易に作成できるという。
Mozillaのモバイルブラウザ「Fennec」試用記
米TI、「Android」向けにBluetoothと無線LANのドライバをオープンソースで提供
米Texas Instruments(TI)は2008年10月22日(米国時間)、携帯電話プラットフォーム「Android」向けに、Bluetoothおよび無線LANのドライバソフトウェアをオープンソースで提供すると発表した。Androidを推進する米GoogleとOHA(Open Handset Alliance)は同日、Androidのソースコードを公開しており、これに合わせた。
米Google、「Android」のソースコードを公開
米Googleは10月21日(米国時間)、Open Handset Alliance(OHA)とともに携帯電話向けプラットフォーム「Android」のソースコードを「Android Open Source Project」として公開した。ライセンスはApache 2.0を採用、プロジェクトのWebサイトより無償でダウンロードできる。
ACCESS、次世代モバイルLinuxプラットフォーム最新版をプレビュー
ACCESSは、現在開発中の次世代モバイルLinuxプラットフォーム「ACCESS Linux Platform v3.0」を、2008年10月20日に都内で開催したプライベートイベント「ACCESS DAY 2008」で発表した。端末の開発効率を高める共通プラットフォームの最新版。
Asianux、ネットブックに対応した「Asianux Mobile Netbook Edition」発表
中国のAsianuxは、インテルAtomプロセッサ搭載のネットブックに対応したLinux OS「Asianux Mobile Netbook Edition」を2008年10月20日(現地時間)発表した。効率的な電源管理機能やカスタマイズ機能などを備え、従来製品比でバッテリ寿命を25%伸ばしたほか、ブート時間を17%短縮した。
Mozilla、モバイル用Webブラウザ「Fennec」初のアルファ版リリース
Mozilla Foundationは10月16日(米国時間)、初のモバイル向けWebブラウザ「Fennec」のアルファ版を発表した。フィンランドNokiaのインターネットタブレット「N800」「N810」に対応、Webサイトよりダウンロードできる。テスト目的のリリースとなる。
NPX-9000 UMPC、安価だが力不足
安価なノートパソコン、つまりミニノート、あるいは超軽量ノートが人気を集めている。現在の安さの極みは7月にCarapelliが65ポンド(およそ1万1000円)という価格で華々しく発表したNPX-9000だろう。同社のWebサイトにはまだ掲載されていないが、このほど製造工場から最初のロットを入手し、仕様や性能を確認した。それは「値段に見合った製品」を超えるものではなかった。
Android、Apple、そして電話における自由(phreedom)
先週、Googleは初のAndroid搭載携帯電話T-Mobile G1を発表した。AppleのiPhoneと時を移さず比較されたわけだが、iPhone開発者には何とも喧しき一週間であったことを考えると、Androidの思惑が当たったということだろう。
ジャストシステム、MID向け日本語入力システム「ATOK for Moblin」を開発
ジャストシステムは2008年9月30日、MID(Mobile Internet Device)向けLinuxプラットフォーム「Moblin」上で動作する日本語入力システム「ATOK for Moblin」を開発したと発表した。同日、千葉・幕張メッセで開幕した展示会「CEATEC JAPAN 2008」で参考出品している。
T-Mobileが初のAndroid端末「G1」を発表、10月22日に米国で発売
米T-Mobile USAは9月23日(米国時間)、米Googleのオープンソースモバイルプラットフォーム「Android」をベースとした携帯電話「T-Mobile G1」を発表した。価格は179ドル(2年のサービス契約が必要)。10月22日に米国で発売する。Googleはこれで、モバイル分野に正式に参入することになる。
携帯電話プラットフォーム「Android」を推進する「日本Androidの会」設立
グーグルのオープンソース携帯電話プラットフォーム「Android」を推進する「Android勉強会」(主催:丸山不二夫・早稲田大学大学院客員教授)は、「日本Androidの会」を2008年9月12日設立する。恒常的な組織として、Androidに興味を持つ全てのユーザーが参加可能なコミュニティにするという。