米Google、「Android」のソースコードを公開
米Googleは10月21日(米国時間)、Open Handset Alliance(OHA)とともに携帯電話向けプラットフォーム「Android」のソースコードを「Android Open Source Project」として公開した。ライセンスはApache 2.0を採用、プロジェクトのWebサイトより無償でダウンロードできる。
AndroidはLinuxをベースとしたエンドツーエンドのソフトウェアプラットフォームで、さまざまなハードウェア設定上で動くよう調整できるという。Android Open Source Projectでは、ブートローダーからアプリケーションまですべてを公開したとしている。
GoogleはAndroidとOHAを昨年11月に発表、今回のソースコード公開は翌日10月22日に予定されている初のAndroid搭載端末「T-Mobile G1」(HTC製)の発売に合わせたもの。
今後のロードマップとしては、2008年第4四半期に複数のアクセスポイントノード(APN)サポート、SIMアプリケーションツールキット(STK)のリリース、2009年第1四半期までインプットメソッドフレームワーク(IMF)インプットメソッドエディタ(IME)、日本語を含む8ヶ国語対応を予定している。
米Google
http://www.google.com
「Android Open Source Project」ダウンロード
http://source.android.com/download