デスクトップLinuxマシンにUPSを追加する
無停電電源装置(UPS)とは、商用電源が失われたときに一定時間だけコンピュータを動かし続けることができるようにする装置である。これにより短時間(1~5分)の電力消失をUPSバッテリの電力でやり過ごすことができる。UPSバッテリが低下すると、UPSはシグナルを送ってコンピュータを安全に停止させることができる。UPSがあれば、突然の電源断によるファイルシステムやRAIDのチェックに時間を取られなくて済む。以下、UPSに関する全般的なヒントと、Linuxマシンを保護するためにUPSをどうセットアップすればよいかを説明する。Linuxのサポートを謳っていないモデルについても触れる。