仏Mandriva、Linux乗り換えキャンペーンを再開
Linuxディストリビューターの仏Mandrivaは3月3日(フランス時間)、すでに別のOSを所有するユーザーを対象とした乗り換えを促すキャンペーン「OS Refugees」を開始した。「(ハードウェアとの)セット販売に反対」とうたい、ユーザーに選択の自由を提供するという。
OS Refugeesは、すでに他のOSの商用ライセンスを所有する人にMandrivaのOSを提供するもの。対象となるのは、同社のLinuxパッケージ「Mandriva Linux Powerpack 2008」、もしくは同パッケージのサブスクリプションサービス、USBキーをプラグインするだけでOSを起動できる「Mandriva Flash 2008」(4GB)の3種類で、最大35%の割引料金が適用される。申し込み時、現在所有している正規OSのライセンスを証明することが必要となる。
Mandrivaでは、欧州連合が米Microsoftの商慣習に対して独占禁止法違反と判定したことを指摘し、ソフトウェアのセット販売に反対するとしている。
同社は以前にも同じキャンペーンを展開している。今回のキャンペーンは4月8日までとなる。
Linux Powerpack 2008は49ユーロで提供されている。
仏Mandriva
http://www.mandriva.com