フリースケール、携帯電話向けLinux環境を開発
フリースケール・セミコンダクタ・ジャパン(本社:東京都目黒区)は2008年2月15日、同社の携帯電話向けプラットフォーム「Mobile eXtreme Convergence(MXC)」上で、Linux環境を構築できるソフトパッケージ「Linux BSP(Board Support Package)」を発表した。出荷時期は未定。
3G端末向けMXCプラットフォームのうち、シングルコア・モデムとARM1136アプリケーション・プロセッサを統合した「MXC300-30」をベースに、Linux環境を構築。スペイン・バルセロナで開催された「Mobile World Congress(MWC)」(2月11日~14日)でLinux端末の3Gコール・ライブ・デモを実施した。
MXCは、Linuxのほか、Windows Mobile、Symbian OS、Palm OSなど複数のOS環境に対応する。通信プロトコル・スタックとアプリケーション・スタックを完全に分離でき、低コストで効率的なソフトウェアを開発できるのが特徴という。【鴨沢 浅葱/Infostand】
フリースケール
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