マーステクノサイエンス、Linuxを採用した非接触ICカードリーダー搭載多機能端末
マーステクノサイエンス(本社:東京都新宿区)は2008年3月3日、OSにLinuxを採用したプログラマブルな多機能端末「MTR-120P」を開発したと発表した。非接触ICカードリーダーライターやサーマルプリンターなどを搭載し、ポイントカード用端末やキオスク端末など、さまざまな用途に活用できる。参考価格は36万7500円、7月から販売開始する。
5.7型QVGA(320×240ドット)タッチパネル液晶を搭載した多機能端末で、FeliCaのほか、Mifare(standard 1K、4K、Ultralight)、ISO/IEC14443Type-A/Bなど数多くの非接触ICカード(RFID)規格に対応する。また、幅135×奥行き300×高さ113mmのコンパクトサイズで、小売店鋪のPOSレジ横に置くこともできる。
OSはKNOPPIXベースで、カーネルバージョンは2.6.15、GUIはX Window System、WebブラウザはEmbedded Web Browser Esprit2を採用。また、イーサネット、シリアル、USB、DIOなどのインタフェースを標準装備した。年間販売目標は500台。【鴨沢 浅葱/Infostand】
マーステクノサイエンス
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