NEC、オフコン資産を継承できるIAサーバ「Express5800/600」にクアッドコア搭載モデルなど

 NECは2008年2月25日、オフコンのアプリケーション資産を継続活用できるIAサーバ「Express5800/600」シリーズのラインアップを一新、クアッドコアXeon搭載など計8モデルの出荷を開始した。価格は、クアッドコアXeon搭載のハイエンドモデル「Express5800/690xi」が4958万円から。

日本HP、PCベンダー初の保険型PCデータ復旧サービス、HD返却不要サービスも

 日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は10月23日、PCのライフサイクルに合わせたサポート体系「HP Total Care」の第1弾を発表した。サポートの内容は、PCのHDDの障害時に読み出せなくなったデータの復旧を行う「データリカバリサービス」と、HDDの交換後、故障しているHDDもユーザーに引き渡しする「HD(ハードディスク)返却不要サービス」の2つで、今後も順次サービス内容を拡充していく。

メーカーにリサイクルの責任を負わせるコンピュータ回収キャンペーンCTBC

 もし使用済み製品の廃棄処理の責任がメーカーにあったとすると、どうなるだろうか? 全米に広がる環境グループ連合のCTBC(コンピュータ回収キャンペーン;Computer Take Back Campaign)は、もしそうだとしたらその結果として、全国的なリサイクルネットワークが生まれたり、メーカーが後で対処する必要をなくそうとするため、鉛、水銀、臭素化難燃剤などの有害物質が製品に含まれなくなったりすることになるだろうと期待している。CTBCはこの案を2002年以来推進してきたが、これまではそれほどの成果は上がっていなかった。しかし今年ついに広く受け入れられる見込みが出てきたようだ。

このハードウェアはLinuxで使えるだろうか?――その調べ方

 あるコンピューターでGNU/Linuxが動くかどうか――それを判断するには、そのコンピューターを構成するハードウェア一つ一つについてGNU/Linuxの対応状況を調べるというきわめて厄介な作業が必要になる。出来合いのコンピューターを買うのではなく自分で組み立てる場合も、事情は同じだ。どちらにしても、使用するビデオ・カード、サウンド・カード、プリンター、スキャナー、デジタル・カメラ、ワイヤレス・カード、モバイル機器がGNU/Linuxで使えるかどうかを調べなければならない。しかし、幸いなことに、その作業に役立つ資料がいくつかある。

有毒なコンピュータ廃棄物の不正輸出が拡大中

 あなたの使用済コンピュータ機器は廃棄後どうなるかご存じだろうか。その答えには驚かされるかもしれない。というのも、あなたはリサイクルに出したつもりであっても、そのような古いハードウェアは国際法を完全に違反して発展途上国に向け出荷されることも多いというのだ。その後、利用価値のある部分は――安全対策なしに――地元住民によって日に何セントかを得るために取り出される。そして地元住民たちは、鉛、ベリリウム、水銀、カドミウム、臭素化難燃剤などの様々な有害物質にさらされているのだ。

アドテック、素人以上・玄人未満の「灰色人」向けLinuxキット

 アドテックは、好みのソフトウェアパッケージを開発・追加してさまざまな用途に使える組込み型Linuxキット「白木印『生』」を2007年6月30日発売する。ライトヘビーユーザー向けに新設したブランド「25時」シリーズの第1弾。価格はオープンで、アドテックオンラインショップでの価格は1万9800円。

リンクス、Intel P35チップセット搭載のGIGABYTE社製マザーボード4モデル

 リンクスインターナショナル(川島義之代表取締役)は、インテルの新チップセット「Intel P35」を搭載し、DDR2メモリに対応したGIGABYTE社製のマザーボード4機種を6月4日から順次発売すると発表した。発売日は、スタンダードモデル「GA-P35-DS4」「GA-P35-DS3P」が6月4日、エントリーモデル「GA-P35-DS3R」「GA-P35-DS3」が6月9日。

“グリーン・データセンター”を構築せよ――省エネを実現するために踏むべき7つのステップ

 読者諸氏が管理しておられるデータセンターは、どれくらい環境に優しいだろうか。今はそんなことは気にもしていないという方も、近い将来、きっとそのことを意識せずにはいられなくなるはずだ。電気料金の請求書を目にする機会がないために、ほとんどのデータセンター・マネジャーが気づいていないかもしれないが、現実に、データセンターの電力需要は右肩上がりで急上昇しており、それにつれて電気料金も増え続けているのだから……。