オープンソースCMS「SOY CMS」がMySQLに対応

 京都大学発のベンチャー、日本情報化農業研究所(本社:京都市)は、中小規模サイト向けの国産オープンソースCMS「SOY CMS」で、対応データベースにMySQLを追加して2008年3月19日から提供開始した。

 当初は、設定の容易さや、バックアップ・サーバ移行といった運用しやすさを考慮して対応データベースをSQLite2としていたが、ホスティングやレンタルサーバ上での利用などでMySQLでの動作を求める声が多かったことから、MySQL対応版を追加開発した。

 ライセンスはSQLite版と同じく、無償のGPL 2とソースコード開示義務のない有償ライセンス(5万2500円)の2種類から選択できる。また、別途有償サポート(月間3インシデントまでが月額5万2500円、同10インシデントまでが10万5000円)を用意する。

 今後は、ユーザーインタフェースの改善などで完成度を高めるとともに、コミュニティの整備も進めていく。【鴨沢 浅葱/Infostand】

日本情報化農業研究所
http://www.n-i-agroinformatics.com/

SOY CMS公式サイト
http://www.soycms.net/