専用サーバーサービスが共用サーバーやVPSサービスと大きく異なる点として、サーバー上で仮想マシンを動かせる点がある。これは最近増えている利用形態であり、オープンソースのツール群も整ってきている。そこで本記事では「さくらの専用サーバ エクスプレスG2シリーズ」に「OpenStack」という仮想化環境管理ツールを導入し、専用サーバーをいわゆるプライベートクラウドのように利用するための手順を紹介する。
米Netflixがオープンソースポータルを開設、ZooKeeperライブラリを公開
映画やドラマのレンタル/ストリーミングを事業とする米Netflixは11月29日、自社のオープンソース活動を集積したポータルの開設をを発表した。同ポータルでは、「Apache ZooKeeper」ライブラリの「Curator」プロジェクトが公開されている。
Apache ZooKeeper 3.4.0リリース
「Apache ZooKeeper」の開発チームは11月22日、最新版「Apache ZooKeeper 3.4.0」を公開した。Apache ZooKeeperは分散アプリケーション向けの協調動作制御サービス。ノードの名前付けや設定管理、同期、グルーピングなどの機能を提供する。
米Twitter、リアルタイムデータ処理システム「Storm」をオープンソースで公開
米Twitterは8月4日、リアルタイムデータ処理システム「Storm」をオープンソースにする計画を発表した。Stormは同社が7月に買収した米BackType Technologyの技術で、データストリームの解析などに利用できるという。
Amazon EC2も監視できるオープンソースのモニタリングツール「Opsview Community 3.9」公開
オープンソースのITインフラ監視ツール「Opsview」の開発チームは9月28日(英国時間)、最新の無償コミュニティ版「Opsview Community 3.9」を公開した。
Morph Labs、OSSを活用したクラウド・アプライアンス製品の国内販売開始
米Morph Labsは2010年2月1日、クラウド環境の構築・管理とアプリケーションの配布を自動化できるハードウェア・アプライアンス「mCloud (エム・クラウド) シリーズ」の日本国内販売を開始した。 オープンソースソフトを活用し、低価格でクラウド環境ソリューションを提供するという。
米Red Hat、RHEL 5.4に対応した「Red Hat Enterprise MRG 1.2」を発表
米Red Hatは12月7日、リアルタイム機能を統合したLinuxディストリビューションの最新版「Red Hat Enterprise MRG 1.2」を発表した。クラウドおよび仮想化対応などが強化されている。既存顧客は「Red Hat Network」経由で自動アップデートされる。
オープンソースのクラウド基盤「Eucalyptus 1.6.1」
米Eucalyptus Systemsは11月5日(米国時間)、オープンソースのクラウドコンピューティングソフトウェア「Eucalyptus 1.6.1」を発表した。Eucalyptus Systemsとしてリリースする初のアップグレードとなる。性能を強化し、実装の柔軟性などが改善されている。
「Hadoop」オリジナル開発者のCutting氏、米Yahoo!からClouderaへ
米Clouderaは8月10日(米国時間)、「Apache Hadoop」プロジェクトを共同で開始したDoug Cutting氏が米Yahoo!を退社し、自社に加わることを発表した。ClouderaはHadoopのサポートを業務とするベンチャー企業で、オリジナル開発者を得ることになる。
マピオンのシステム刷新に「GlassFish」や「MySQL Cluster」採用
サン・マイクロシステムズは2009年4月8日、地図情報サービスのマピオン(旧サイバーマップ・ジャパン)の複数のシステム刷新とデータセンター移行に、自社の「Sun GlassFish Enterprise Server」「MySQL Cluster Database」や、ブレードサーバ製品などが採用されたと発表した。既に安定稼働しているという。
SRA OSS日本支社、PostgreSQLベースのHAソリューション新版
SRA OSS日本支社(東京都豊島区)は2009年3月11日、PostgreSQLベースの高可用性DBソリューションの最新版「PowerGres on Linux HA V6(PostgreSQL 8.3 対応)」の販売を開始した。バンドルするサポートの置き換えなどで価格を大幅に引き下げた。3月25日から出荷開始する。
住商情報システム、仮想環境向け高可用性ソフト「everRun VM」を国内販売
住商情報システム(SCS)は2008年12月2日、仮想環境向けのフォールトトレラント・ソフト「everRun VM」の国内販売を開始した。2台のIAサーバを同期動作させて冗長化する高可用ソフトの新製品。12月11日から出荷開始する。最小構成価格は90万8250円から。
エクセルソフト、最新CPU「Core i7」に対応したクラスタ向け開発ツール
エクセルソフト(本社:東京都港区)は、HPCクラスタシステム向けアプリケーション開発キット「インテル クラスター・ツールキット3.2」の国内販売を2008年11月14日開始した。インテルの最新プロセッサ「Core i7」に対応した。Windows版とLinux版があり、標準価格は各13万6920円。
NEC、基幹業務向けLinuxソリューションを強化
NECは2008年11月10日、基幹業務向けLinuxソリューション「エンタープライズLinuxソリューション for MC」を強化して、販売活動を開始した。Xeon搭載の「Express5800/スケーラブルHAサーバ」をベースに、ミッションクリティカルなLinuxシステムを構築。メインフレームやUNIXシステムで構築されていたシステムをLinuxで代替可能にする。
米Amazonのクラウドサービス「EC2」が正式版に、99.95%のSLA提供
Amazon.comの子会社Amazon Web Services(AWS)は10月23日(米国時間)、ベータ版として提供してきたクラウドサービス「Amazon Elastic Compute Cloud(Amazon EC2)」を正式版にすることを発表した。また、「Windows Server」に対応したEC2ベータ版の提供も開始した。
Hadoopを用いたクラスタコンピューティング環境の構築
レッドハット、HPC向けソリューション「Red Hat HPC Solution」国内販売開始
レッドハット(本社:東京都渋谷区)は2008年10月16日、HPC向け統合製品「Red Hat HPC Solution」を発売した。Red Hat Enterprise Linux5.2をベースに、HPCに必要なソフトウェアをセットにしたオールインワンパッケージ。サブスクリプション価格は1ノードあたり年間3万4440円から。
米Red Hat、LinuxベースHPCソリューションの提供を開始
米Red Hatは10月2日(米国時間)、Linuxベースの高性能コンピューティング(HPC)ソリューション「Red Hat HPC Solution」の提供開始を発表した。HPCクラスタの実装、運用、管理に必要な技術をパッケージ化して提供する。
ミラクル・リナックス、オープンソースベースの負荷分散ソフト「MIRACLE LoadBalancer」
ミラクル・リナックス(本社:東京都港区)は、オープンソースベースの負荷分散ソフト「MIRACLE LoadBalancer」を2008年10月7日発売する。同社が展開するLinuxソリューション「MIRACLE PLUS+」の新サービスとして、Linux OSを含めたコンサルティングおよびサポートをワンストップで提供する。