レッドハット、HPC向けソリューション「Red Hat HPC Solution」国内販売開始
レッドハット(本社:東京都渋谷区)は2008年10月16日、HPC向け統合製品「Red Hat HPC Solution」を発売した。Red Hat Enterprise Linux5.2をベースに、HPCに必要なソフトウェアをセットにしたオールインワンパッケージ。サブスクリプション価格は1ノードあたり年間3万4440円から。
2007年11月に米国本社が業務提携したカナダPlatform Computingのクラスタソフト「Platform Open Cluster Stack 5」をバンドル。ジョブスケジューラ、クラスタ導入ツール、クラスタ管理ツール、リソース/アプリケーション監視ツール、高速インターコネクト、開発ツールなど、HPCシステムの導入と管理に必要なソフトを統合した。一般的に数週間から数カ月かかるとされるHPC構築が1時間以内でできるという。
サポートは3種類のレベルがあり、Webサイトで営業時間内の「ベーシック」(1ノードあたり年間3万4440円)、電話およびWebサイトで営業時間内の「スタンダード」(同4万4940円)、電話およびWebサイトで週7日24時間の「プレミアム」(同5万8590円)に分かれる。
同時に、HPCシステムのLinux OSのみを必要とするユーザー向けに、用途をHPC計算処理に限定して約10分の1の価格設定とした「Red Hat Enterprise Linux HPC Compute Nodes」の販売を開始した。HPCソフトは別途用意する必要がある。サポートレベルは「べ-シック」で、2ソケットサーバまで1ノードあたり年間1万815円、4ソケットサーバまで同2万1525円。
製品情報
http://www.jp.redhat.com/hpc/
レッドハット
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プラットフォームコンピューティング
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