HTMLタグの属性へのマークアップでさまざまな振る舞いを制御できるJavaScriptフレームワーク「Alpine.js 2.0」リリース

 JavaScriptフレームワークを開発する「Alpine.js」プロジェクトは2月19日、最新安定版となる「Apline.js 2.0.0」を公開した。

 Alpine.jsはリアクティブなユーザーインターフェイス(UI)を実現するためのWebアプリケーションフレームワーク。DOMはそのままにマークアップでUIの振る舞いを定義できるため、より低コストに開発できるとしている。単一ページアプリケーション(Single Page Application、SPA)での使用を想定している。

 Vue.jsやAngularといったフレームワークの影響を受けており、HTMLタグ内に「×-data」や「×-bind」、「×-on」といった属性を記述することでデータの表示やユーザーの操作に対する応答といった処理を定義できるのが特徴。2019年12月に初の正式版(「Alpine.js 1.0.0」)を公開しており、バージョン2.0はそれに続くものとなる。

 Alpine.js 2.0.0はプロジェクトのWebサイトより入手できる。ライセンスはMIT License。

Alpine.js
https://github.com/alpinejs/alpine