JavaScriptフレームワーク「Angular 8.1.0」リリース
Angular開発チームは7月3日、JavaScriptフレームワーク「Angular 8.1.0」を公開した。
AngularはさまざまなWebアプリケーションやモバイルアプリ開発に対応するフレームワーク。TypeScriptをベースに、宣言的なテンプレートを使って機能を開発できる。RxJS、Immutable.jsなどのプッシュモデル上にデータモデルを構築しており、優れた性能を実現するとしている。
Angular 8.1は5月に公開されたバージョン8系の最初のポイントリリースとなる。
2種類のユニットテストヘルパー(createAngularJSTestingModuleとcreateAngularTestingModule)を、AngulerとAngularJSインジェクションを結ぶライブラリのupgrade/staticライブラリ向けに用意した。
Pipe APIで任意の文字列から新しい文字列を作成するSlicePipeを強化した。definitionAndBoundSpanを実装した。definitionよりも優先となったことを受けてのもの。definitionの実装もリファクタリングされた。
また、onUrlChangeホックからAngularJS URLのアップデートをみることができるようになった。性能テストのために実装していたWeb Tracing Frameworkの統合が非推奨となった。platform-webworkerも非推奨となり、バージョン10で削除するとしている。
このほか、多数の強化も加わっている。
Angular
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