「Apache Groovy 2.5.5」が公開
Java仮想マシン上で動作するプログラミング言語Apache Groovy開発チームは12月24日、最新安定版となる「Apache Groovy 2.5.5」を公開した。バージョン2.5系のメンテナンスリリースとなり、不具合の修正が中心となる。
Apache GroovyはJava仮想マシン上で動作する動的型付け言語。Javaと親和性の高いシンタックスを持ち静的型付けや静的コンパイル、パワフルなドメイン固有言語(DSL)などの機能を備える。2015年よりApache Software Foundation(ASF)のプロジェクトとして開発が進められている。
Apache Groovy 2.5.5は5月に公開された2.5系のポイントリリース。約20件のバグの修正や改善が加わった。
トレイトやパラメーター関連で細かな機能強化が加わった。また、DGMのleftShiftの性能を強化した。デバッグ関連で行番号情報などを修正した。内部クラス、アノテーションなどでもバグが修正されている。
Apache Groovy 2.5.5はプロジェクトのWebサイトより入手できる。
Apache Groovy
http://groovy-lang.org/