米Sencha、「Ext JS 5.1.1」リリース
米Senchaは5月8日、リッチアプリケーション開発向けJavaScriptライブラリの最新版「Sencha Ext JS 5.1.1」をリリースした。オープンソース版は同社Webサイトよりダウンロードできる。
Ext JSはMVC(モデル・ビュー・コントローラー)/MVVM(モデル・ビュー・ビューモデル)アーキテクチャを採用するJavaScriptフレームワーク。HTML5を利用したリッチインターネットアプリケーション(RIA)を構築できる。
Ext JS 5.1.1は2014年6月に公開されたバージョン5系の最新版となる。マイナーリリースながら新機能が加わっており、レンダリングされていないアイテムの子コンポーネントのインストールと初期化を延期するプラグイン「LazyItems」が加わっている。
また、グリッドセルエディタではExt.Widgetクラスをサポートした。そのほか、チャートのAxisとSeriesで名前付きのリスナー(Named listner)をサポートし、適切なコントローラーに割り当てられるようになった。これらに加えて、グリッド、フォーム、データ、チャート、コアパッケージで合計300以上のバグ修正が行われているという。