米Sencha、モバイルアプリ開発フレームワーク「Sencha Touch 2.4」リリース

 米Senchaは8月25日、さまざまなモバイルプラットフォーム向けアプリケーションを開発できるJavaScriptベースの開発フレームワーク「Sencha Touch 2.4」をリリースした。オープンソース版を同社のWebサイトより入手できる。

 Sencha Touchはモバイルアプリケーション開発のためのフレームワークで、HTML5とJavaScriptを利用して高性能なアプリを構築できる。対応プラットフォームはiOSおよびAndroid、BlackBerry、Windows Phoneなど。作成したアプリケーションはネイティブパッケージャーを利用してネイティブアプリとしてリリースできる。コマンドライン、Antサポートなど、アプリのライフサイクルをサポートするSencha Cmdや50種類以上のコンポーネントも擁する。無償のオープンソース版(ライセンスはGPL)と商用版(無料と有料の2オプション)がある。

 Sencha Touch 2.4は、2013年10月に公開されたバージョン2.3に続く最新版となる。主な特徴として、2.3から継続してBlackBerry 10のサポートを強化した。BlackBerry 10テーマのサポート拡大など、BlackBerry 10の新機能や特徴を利用できる機能が加わっている。

 このほか、IE 10でのレンダリングの不具合、Nexus 4でタブ内でFont Facesが適切にレンダリングされない不具合、NavigationViewのバグなども修正された。

米Sencha
http://www.sencha.com/