GitHub、Windowsクライアントをリリース。GitHub以外のリポジトリにも対応

 コードホスティングおよびバージョンコントロールサービスを提供する米GitHubは5月21日、Windowsクライアント「GitHub for Windows 1.0」を公開した。Windows XP/Vista/7/8に対応、同社Webサイトより無料でダウンロードできる。

 GitGub for WindowsはGitHubが提供するコード共有などのサービスをGUIで操作できる専用クライアント。コマンドラインを利用せずにGitHub.comでのレポジトリ管理を容易に行えるという。C#で作成されたWindowsネイティブアプリケーションで、libgit2、msysGitなどのオープンソース技術を利用して構築したという。

 レポジトリのクローン、コミットのブラウズや新規作成、変更履歴のロールバック、ブランチの検索、確認、新規作成、削除などの操作が容易に行える。容易なインストール、自動アップデートも特徴とする。GitHubとはHTTPSでアクセスし、SSH鍵の生成や管理といった作業を不要で利用できるという。

 フルバージョンのmsysGitが組み込まれており、msysGitをコマンドラインから操作することも可能。GUIでは複数のリモートリポジトリを登録することはできないため、複数のリモートリポジトリを利用したい場合はコマンドラインから操作することになるという。また、GitHub以外のGitリモートリポジトリへのアクセスにも対応する。その場合、SSHの設定などはシームレスに行えるという。

 GitHubのMacクライアントは2011年に公開されており、今回のWindowsクライアントはこれに続くものとなる。

米GitHub
http://github.com

GitHub for Windows
http://windows.github.com/