英Canonical、検証済みのUbuntu/Linux対応ハードウェアコンポーネントカタログを公開

 Ubuntuを開発する英Canonicalは2月10日(英国時間)、UbuntuおよびLinuxで動作するハードウェアコンポーネント情報を集めたカタログ「Component Catalog」を公開した。データベースメーカーおよびユーザーの両方は、包括的なコンポーネントカタログとして利用できる。

 Component Catalogは、Ubuntuで動作が検証されたオーディオやビデオカードなどのドライバやデバイス情報を集めたもの。米Intel、米Broadcomなど161社から合計1800以上を揃え、メーカー別あるいはカテゴリ別に検索できる。

 Canonicalによると、Linuxで動作するハードウェアコンポーネント情報に無料でアクセスできるカタログとしては初という。単一のカタログを用意することで、ユーザー企業や個人ユーザーの購入判断を支援し、メーカーはLinuxに対応する自社製品を告知する場所として利用できるとメリットを説明している。

英Canoniacl
http://www.canonical.com/

Component Catalog
http://www.ubuntu.com/certification/catalog