日本HP、最大3.25TBのHDDを搭載できる個人向けのハイエンドデスクトップPC

 日本ヒューレット・パッカード(日本HP、小出伸一社長)は7月9日、個人向けデスクトップPC「HP Pavilion Desktop PCシリーズ」の新モデル「HP Pavilion Desktop PC m9380jp/CT」と、液晶ディスプレイ2機種を同日より順次発売すると発表した。同社のオンラインストア「HP Directplus」や全国の販売店などで販売する。

日本HP、指タッチ操作の新感覚PC発売

 日本ヒューレット・パッカード(日本HP、小出伸一社長)は、液晶モニタに指で触れてアプリケーションソフトを操作する“タッチ型デスクトップPC”の新モデル「HP TouchSmart PC IQ500」を7月18日に発売する。2007年秋に発売した前モデル「同 IQ700」は、直販サイト「HP ダイレクトプラス」だけで販売したが、新機種はビックカメラやヨドバシカメラなどの家電量販店でも販売。7月下旬から有力店舗に実機を展示した体験コーナーを設置し、タッチ操作の特徴を消費者に訴え、前モデル以上の販売を狙う。

大手企業に果敢に挑むLinuxノートPC販売業者

 Linux Certified社は、個人および組織向けにLinuxノートPCの販売やITトレーニングの提供を行っている。その製品ラインナップは、安価な小型機器から2000ドルを優に超える高性能ノートPCまで多様だ。同社の顧客リストには、Boeing社、NASA、米国陸軍、MITといった組織が名を連ねている。最近の傾向からわかることがあるとすれば、それはLinux Certified社のようにLinuxマシンを専門に販売する会社が、オープンソースのオペレーティングシステムに目を向けつつある業界大手のコンピュータ企業の何社かを射程内に捉えようとしていることだ。大手メーカーの側もノートPCにおけるLinuxの将来性には注目し始めている。

エイサー、A4サイズより小さい「ダイエットPC」のデスクトップPC2シリーズ

 エイサーは5月23日、同社が掲げる「ダイエットPC」のコンセプトにそったコンパクト型のデスクトップPC「Aspire L5100シリーズ」と「Aspire L3600シリーズ」を5月24日に発売すると発表した。価格はともにオープン。「Aspire L5100シリーズ」は約6万5000円から、「Aspire L3600シリーズ」は約11万円から。

Linux対応のハードウェアをデバイスメーカに要求するPCベンダ

 ここ何年かでLinuxデスクトップの市場は、デバイスおよび周辺機器メーカにとって無視できないものになった。以前であれば、小さすぎて問題にならないと一蹴されていた市場だ。しかし、状況は変わった。先月、テキサス州オースティンで行われたLinux Foundationの会議で、大手PCベンダのASUSTek Computer、Dell、Hewlett-Packard、Lenovoは、チップセット、コンポーネント、周辺機器のOEM業者に対してLinuxに対応したハードウェアの提供を要求する、との意向を示した。

パソコン:ブラジルが世界5位の市場に 先進国は低迷

 調査会社の米IDCはこのほど、07年のブラジルのパソコン出荷台数は前年比38%増の1070万台に達したと発表した。この台数は米国(6400万台)、中国(3600万台)、日本(1300万台)、英国(1120万台)に次ぐ規模で、ブラジルが世界で5番目に大きい市場に成長した。パソコンの主力市場が、先進国から新興国に変わりつつあることを裏付けた。

パソコン販売:Dellが1年半ぶり2ケタ増 改革成功

 調査会社の米Gartnerはこのほど、07年第4四半期の世界のパソコン出荷台数は前年同期比13.1%増の約7593万台(速報値)だったと発表した。米Dellの出荷台数が同17%増となり、1年半ぶりに2ケタ増を達成したのが目立った。インターネットと電話による直販だけでなく、店頭販売と両にらみの路線に転換したのが奏功した。