米Zend、「Windows Azure」に対応した「Zend Framework 1.10」
米Zend Technologiesは1月28日(米国時間)、PHPアプリケーション開発フレームワークの最新版「Zend Framework 1.10」を発表した。同社Webサイトより無料でダウンロードできる。
最新版は、米MicrosoftのクラウドOS「Windows Azure」対応が加わった。Microsoftが貢献した「Zend_Service_WindowsAzure」コンポーネントを利用して、Azure APIを容易に呼び出せるという。
独Deutsche Telekomが開発者向けに提供するコラボレーションプラットフォーム「Developer Garden」にアクセスできる「Zend_Service_DeveloperGarden」も加わった。SMSや音声通話などの通信サービスを活用できるという。
これらを含む多数の新コンポーネント導入のほか、Dojo 1.4アップデート、「Zend_Application」リソースの追加(Cachemanager、Dojo、Jquery、Layout、Log、Mail、Multidbなど)、「Zend_Tool」などの強化が図られている。
最新版リリースと同時にドキュメンテーションも強化された。構成を再編し、バージョン毎にドキュメンテーションを提供する。
米Zend Technologies
http://www.zend.com/
「Zend Framework 1.10」ダウンロード
http://framework.zend.com/download/latest