米Zend、IBM i向けに最適化した「Zend Server」発表
米Zend Technologiesは4月12日(米国時間)、IBM iシリーズ向けに最適化したPHP Webアプリケーションサーバー「Zend Server for IBM i」を発表した。IBM i上で容易にPHPアプリケーションを構築できるという。
Zend ServerはPHPやZend Frameworkをパッケージ化したWebアプリケーションサーバーで、PHPアプリの運用・管理が行える。今年2月に発表した最新版「Zend Server 5.0」ではコード追跡機能、非同期を利用したジョブ最適化機能などが追加されている。
Zend Server for IBM iは「Zend Core for IBM i」と「Zend Platform for IBM i」を1つにバンドルし、IBM i向けに最適化したアーキテクチャを持つ。IBM i環境でインタラクティブアプリケーションにアクセスするPHPソリューション「5250 Bridge」(有償版のみ)、PHPツールキット、DB2コネクタなどを提供、既存のコードを活用して、IBI i上でPHPアプリケーションを構築・運用できる。
無償の「Zend Server Community Edition for IBM i」と、フル機能とサポート付きの有料版「Zend Server for IBM i」の2つのエディションを用意。Zendでは、Zend Server for IBM i提供により、Zend Core for IBM iとZend Platform for IBM iの提供を段階的に停止する計画だ。
米Zend Technologies
http://www.zend.com/
「Zend Server for IBM i」ダウンロード
http://www.zend.com/products/server/downloads