次期版Eclipse「Eclipse 3.6」M6リリース、プラグイン開発環境が強化
Eclipse Foundationは3月14日、オープンソースの統合開発環境(IDE)の次期版「Eclipse 3.6」(開発コード「Helios」)M6を公開した。同団体のWebサイトよりダウンロードできる。
最新版では、Plug-in Development Environment(PDE)が強化され、アプリケーションでローンチするバンドルを機能ベースで管理可能となった。機能を選択してバンドルを自動的にローンチできるほか、機能を選択してターゲットプラットフォームのバンドルを管理できる。最新のウィザードによりカスタマイズAPIの利用に関するレポートを作成可能となった。開発者はP2レポジトリを検索して、ターゲットにアーティファクトを追加できるという。
タスクバーにあるアプリケーションボタンにイメージや短いテキストを表示したり、アプリケーションボタンのタスク状況を表示できる「TaskItem API」も加わった。カスタムメニューの作成も可能という。
Eclipse 3.6の正式版は、2010年6月23日にリリースを予定している。
Eclipse Foundation
http://www.eclipse.org/
「Eclipse 3.6」M6ダウンロード
http://download.eclipse.org/eclipse/downloads/drops/S-3.6M6-201003121448/index.php