JetBrains、JavaのIDE「IntelliJ IDEA」のオープンソース版をプレビュー
Java開発ツールのチェコJetBrainsは10月15日(チェコ時間)、Java統合開発環境(IDE)の「IntelliJ IDEA」にオープンソース版「Community Edition」を加えることを発表した。Windows、Mac OS X、Linuxに対応したパブリックプレビューを公開、同社Webサイトより入手できる。
IntelliJ IDEAは、リファクタリング機能などを特徴とするJava IDE。直感的にコードの作成、デバッグ、リファクタ、テストが行えるという。さまざまなバージョン管理システムと統合可能で、チーム開発に適しているとしている。現行版はバージョン8.1となる。
JetBrainsは、バージョン9.0よりIntelliJ IDEAを、無償のオープンソース版「Community Edition」とサポート付きの商用版「Ultimate Edition」の2本立てとする。Community Editionは、商用版と同じIDEの土台技術「IntelliJ Platform」をベースとし、リファクタ、コードインスペクション、デバッグ、TestNG、JUnitなどの機能を持つ。ピュアなJava/Groovyアプリケーション開発やSwing開発に適しているという。ライセンスはApache License 2.0を採用した
JetBrainsによると、IntelliJ PlatformはIntelliJ IDEAだけでなく、「RubyMine」「MPS」など同社のほかの開発ツールでも利用しているという。
チェコJetBrains
http://www.jetbrains.com/
「IntelliJ IDEA Community Edition」プレビュー版ダウンロード
http://www.jetbrains.com/idea/nextversion/free_java_ide.html