英Canonical、バージョン管理システム「Bazaar」の商用サポートを発表

 英Canonicalは12月10日(英国時間)、オープンソースのバージョン管理システム「Bazaar(bzr)」の商用サポートサービスを発表、提供を開始した。コンサルティングなど移行支援、トレーニングとサポートなどを利用できる。

 BazaarはPythonで実装された分散型バージョン管理システム。Canonical自身がUbuntuの開発で利用しているほか、数多くのプロジェクトが利用しており、MySQL(米Sun Microsystems)も2008年に「BitKeeper」からBazaarに移行している。Bazaarはそれぞれの開発者がローカルにリポジトリを持つ分散型アーキテクチャを採用しており、信頼性、使いやすさなどを特徴とする。

 提供される商用サービスはコンサルティング・コンバージョン、トレーニング、サポートの3種類。Canonicalのサービスチームが移行と運用を支援する。

英Canonical
http://www.canonical.com/

Bazaarのプロジェクトページ
http://bazaar.canonical.com/