Ubuntu設定ツール「Ubuntu Tweak 0.5.0」が登場

 Ubuntu Tweak Projectは1月10日、「Ubuntu」設定アプリケーションの最新版「Ubuntu Tweak 0.5.0」をリリースした。LaunchPadのプロジェクト専用ページよりダウンロードできる。

 Ubuntu Tweakは、UbuntuのシステムやGNOMEデスクトップの設定を容易に行えるソフトウェアで、GPLの下で公開されている。ディストリビューションやカーネル、CPU、メモリなどの基本的なシステム情報の表示、GNOMEセッションのコントロール、GNOMEパネル設定、スプラッシュスクリーン設定、人気アプリケーションのインストール、Nautilus設定、電源管理などの機能を持つ。

 Ubuntu Tweak 0.5.0では、「Application Center」によるアプリケーションの追加/削除機が改善されたほか、インターネット経由でのデータ同期が可能となった。また、「Source Center」ではサードパーティ製のソースのインストール機能が改善されている。アップデート管理機能「Update Manager」も強化された。各種アイコンが一新されたほか、サイドバーやタイトルバーが改善されるなど、ユーザーインターフェイスも改良されている。

 メンテナンスの理由から、バージョン0.5系では「Ubuntu 9.10」(Karmic Koala)のみに対応、「Ubuntu 9.4」以前は対応しない。Ubuntu 9.10ベースの「Linux Mint 8」などのディストリビューションでも動作し、次期版「Ubuntu 10.4」(Lucid Lynx)にも対応する予定という。

Ubuntu Tweak
http://ubuntu-tweak.com/

LaunchPadの「Ubuntu Tweak」プロジェクトページ
https://launchpad.net/ubuntu-tweak/