英Canonical、7月21日に「Launchpad」をオープンソースに

 英Canonicalは1月9日、自社が利用するソフトウェアプロジェクト・コラボレーションプラットフォーム「Launchpad」を7月21日にオープンソースとして公開することを発表した。開発者向けのWikiを同日付けで立ち上げ、開発者の参加を募っている。

 Launchpadは、フリーソフトウェアのコラボレーションスイート。バージョン管理システム「Bazaar」を利用したコードホスティング、バグの追跡、新機能の追跡、ローカリゼーション、コミュニティ機能などを提供する。CanonicalはLaunchpadを利用して、自社Linuxディストリビューション「Ubuntu」の開発を進めている。同名のプロジェクトホスティングサービスを利用するプロジェクトには、MySQL(米Sun Microsystems)などがある。

 Canonicalの創業者兼CEO、Mark Shuttleworth氏は昨年、Launchpadのオープンソース化を発表していた。今後、7月21日のソースコード公開に向け、Wikiを中心に作業を進めていく計画だ。

英Canonical
http://www.canonical.com

「Launchpad」開発者向けWiki
https://dev.launchpad.net