Free Software Foudation、今年のフリーソフトウェア賞の候補受付を開始

 フリーソフトウェアを推進する非営利団体Free Software Foundation(FSF)とGNU Projectは9月15日(米国時間)、フリーソフトウェアの発展に貢献したと認められる人物とプロジェクトを表彰する「2009 Free Software Awards」の候補受付を開始した。10月31日まで、候補を推薦できる。

 Free Software Awardsは、フリーソフトウェア活動の奨励を目的とした年次表彰制度で、フリーソフトウェア精神を通じてフリーソフトウェアの発展に寄与したと認められる人物を表彰する「Award for Advancement of Free Software」、社会に貢献したと認められるプロジェクトを表彰する「Award for Projects of Social Benefit」の2種類がある。

 今年は第12回目となり、10月31日まで候補者の推薦を受け付ける。推薦は、専用の電子メールアドレス宛に必要事項を記入して送る。昨年の受賞者、受賞プロジェクトは推薦できないが、候補者は再度推薦できる。

 2008年度は、「Postfix」のWietse Venema氏、Creative Commonsが選ばれた。それ以前は、個人部門ではAndres Tridgell氏、Alan Cox氏、Larry Lessig氏などが、プロジェクト部門ではWikipedia、Groklaw、Sahana Projectなどが受賞している。

Free Software Foundation
http://www.fsf.org