FSF、フリーソフト活動と女性をテーマにしたミニサミットを開催へ
フリーソフトウェアを支援する非営利団体、Free Software Foundation(FSF)は8月24日(米国時間)、女性とフリーソフトウェアをテーマにしたミニサミット「Women in Free Software」を9月19日に開催することを発表した。女性参加者の増加を図るイニシアティブの策定を図りたいとしている。
このミニサミットは、FSFのDeborah Nicholson氏、GNOME FoundationのStormy Peters氏、フリーソフトウェア活動家で『The Lifelong Activist』の筆者であるHillary Rettig氏の3人が発起人となり、少人数の女性を集め、フリーソフトウェアにおける女性の参加と活動、女性の参加がフリーソフトウェアの開発・発展に与える影響などについて話し合う。
フリーソフトウェアの受け入れが増えているにもかかわらず、技術およびフリーソフトウェアコミュニティでは歴史的に女性の比率は少なく、この状況はあまり改善していないという。同サミットでは活動家、思想家、学者などの参加を呼びかけ、議論を通じてフリーソフトウェア活動における女性の参加を増やす現実的なイニシアティブや戦略を策定していきたいという。
Free Software Foundation(FSF)
http://www.fsf.org/