島根県、県内のRuby活用システム開発に最大500万円を助成

 島根県は、県内市町村などの公用・公益事業でRubyを利用したシステムを開発する際、500万円を限度に開発経費の半額を助成する「Ruby導入促進支援事業」を実施、2009年4月13日から募集を開始する。県内企業の競争力を強化し、Rubyを核とした産業振興を図ることが目的。

 応募資格は、県内に主たる事業所を持つ一般社団法人および一般財団法人(公益法人から自動的に移行した特例民法法人も含む)。対象は、Rubyを利用した部分の開発費が他の言語による開発費より多いシステムで、その地域でのRubyの導入が初めてであるなど、Rubyの普及効果が発揮できるもの。

 また、開発は単年度で終了し、県内で行うことが条件となっている。システム開発のみで、ハードウェア整備やネットワーク調達経費などは含まれない。

 募集は2期に分けて行い、第1期が2009年4月13日~4月30日、第2期が5月10日~5月29日。申請のあった事業については、個別ヒアリングを行うとともに審査委員会で審査する。交付決定は、第1期分は5月15日ごろ、第2期分は6月12日ごろの予定。

Ruby導入促進支援事業
http://www.pref.shimane.lg.jp/sangyo/it/2009_05_ruby_dounyu.html

島根県
http://www.pref.shimane.lg.jp/