IPA、Ruby標準のドラフトを公開、コメント募集
情報処理推進機構(IPA)は2009年12月1日、オープンソースのプログラミング言語Rubyの標準化仕様のドラフトを公開した。あわせて、ドラフトについてのコメント(英語)の募集を開始した。締め切りは2010年1月12日。
公開したドラフトは、PDFファイルで341ページの分(表紙・目次含む)。Ruby言語の構文、データ構造、組み込みクラス・モジュールの一部について定義した。リファレンスにはRuby 1.8.7を採用し、Ruby 1.8.6/1.8.7/1.9、JRuby、Rubinius、IronRubyなどの既存実装の変更点なしで準拠できるよう留意したという。
IPAは、ドラフトを基にJIS規格として標準化を進め、ISOに提案する予定。
Ruby Draft Specification
http://ruby-std.netlab.jp/