英Canonical、「Ubuntu Server」改善のためのユーザー調査を開始
英Canonicalは9月25日(英国時間)、Linuxディストリビューション「Ubuntu Server Edition」のオンラインユーザー調査を開始した。幅広いユーザーから利用動向に関する詳細情報を集め、製品改善に役立てる。
調査は、調査会社の米RedMonk Researchと共同で行う。ユーザーがどのようにUbuntu Serverを利用しているのか、組織の種類などについて詳細な情報を得ることで、今後の技術開発の方向性を探る。収集した情報は、製品リリースの改善、機能追加の優先順位付け、新技術開発のための連携などに役立てるほか、今年12月に開催予定の開発者イベント「Ubuntu Developer Summit in December 2008」の企画にも反映させたいという。
調査は専用Webサイトで行い、匿名で参加できる。所要時間は約10~20分。
Ubuntu ServerはDebianをベースとしており、Intel x86とAMD64に対応する。最新版は今年4月にリリースした「Ubuntu 8.04 LTS」。
英Canonical
http://www.canonical.com
Ubuntu Serverユーザー調査
http://survey.ubuntu.com