米Red Hat、JBossミドルウェアを米Amazonのクラウドサービスで提供
米Red Hatは6月17日(米国時間)、Javaベースのミドルウェア「JBoss Enterprise Application Platform」を米Amazonのクラウドサービス「Amazon Elastic Compute Cloud(EC2)」上でベータ版として提供することを発表した。
JBoss Enterprise Application Platformは、J2EE、Java EE 5.0などJavaベースのミドルウェア群。「JBoss Application Server」、O/Rマッピングフレームワーク「JBoss Hibernate」などを含む。
Amazon EC2は、コンピューティングリソースを必要に応じて利用できるクラウドコンピューティングサービス。同サービス上でJBoss技術を提供することで、利用の障壁を下げ、拡張性のあるインフラ上でオンデマンドで動かすことができるとしている。JBossは、同サービスで提供される初のJavaアプリケーションサーバーになるという。
提供方法は、仮想イメージライセンスまたはサブスクリプションの2つから選択できる。
Red Hatは昨年11月、「Red Hat Enterprise Linux(RHEL)」をAmazon EC2上で提供しており、今回のJBossは同社がAmazon EC2上で提供する2つ目のサービスとなる。
米Red Hat
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