Ubuntu Studioプロジェクト自らが掲げる謳い文句は「multimedia creation flavor of Ubuntu」(マルチメディア作成用のUbuntuフレーバ)というものであり、その母体となったオリジナルのUbuntuプロジェクトも、「aimed at the GNU/Linux audio, video, and graphic enthusiast as well as professional」(GNU/Linuxでオーディオ、ビデオ、グラフィックスを扱うプロフェッショナルを含めたユーザをターゲットとした)という説明をしている。確かにその外観はUbuntu Linuxディストリビューションから著しく変わっているのだが、問題はその中身が実質的にほとんど変わっていないことなのである。