迷惑メール:音声を使う新手口 プレスリーの曲を装う

 英Sophosは10月18日(現地時間)、迷惑メールの新手口で、文章の代わりに音声を使うタイプに警戒を呼び掛けた。MP3形式の音声データが添付されており、エルビス・プレスリーなどの曲であるように装うが、再生すると女性の声が流れ、未公開株を推奨する。株価のつり上げを狙ったとみられる。

ポルノ・スパム業者に5年以上の実刑判決――米国スパム規制法「CAN-SPAM」施行後、初の実刑判決

 米国でポルノ画像を含むスパム・メールの大量送信に関与した罪に問われていた2名の男性に対し、5年以上の実刑判決が下された。2003年に米国で制定された無差別メールの送信を規制する「CAN-SPAM法(Controlling the Assault of Non-Solicited Pornography and Marketing Act)」が施行されて以来、初めての実刑判決となった。

企業の上級幹部を狙った“ピンポイント攻撃”が急増中――SNSで個人情報を収集し、幹部の家族も攻撃対象に

 英国メッセージ・ラボは今週、「2007年3月~6月における、ハッカーの動向に関する調査リポート」を発表した。メッセージ・ラボは、スパム・メールや危険な添付ファイルなどを検知/除去する、フィルタリング・サービスを提供するセキュリティ・ベンダーである。

RBLとDCCを使ってスパムを排除する

 現在、私はPostfixベースのメールサーバを管理している。ユーザは数百人で、1日に扱う正当なメールは平均2000件だが、スパムのおかげで実際のサーバの負荷ははるかに高い。スパムの影響を抑えるため、Postfix上でRealtime Blackhole Lists(RBL)クライアントとDistributed Checksum Clearinghouse(DCC)クライアント、そしてSpamAssassinを利用している。