デジタルアーツ、企業向け電子メールフィルタリングソフトにLinux版

 デジタルアーツ(本社:東京都千代田区)は、企業向け電子メールフィルタリングソフト「m-FILTER」(エムフィルター)のLinux版「m-FILTER for Linux」を2007年8月1日から出荷開始する。日本版SOX法施行に対応する内部統制強化などのニーズを見込む。

 2007年2月に発売したWindows版に加えてラインアップを強化した。m-FILTERは、メール送受信側制御の「MailFilter」、全文保存と検索の「Archive」、スパムメール対策の「Anti-Spam」の3つの機能で構成。各機能を個別に導入することもできる。

 送受信制御で運用ルール順守を促進し、全文保存機能では改ざん検知にも対応。また、扱いやすいグラフィカルユーザーインターフェイスや、レポート、ログ管理機能を備える。

 対応OSはRed Hat Enterprise Linux 5/ES 4。Pentium 4 2.4GHz以上のプロセッサを搭載して、SMTP通信を行うメールサーバに導入する。価格は50ユーザーライセンスが112万4000円から。年間保守費用は別で同19万6000円から。【鴨沢 浅葱/Infostand】

デジタルアーツ
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