バリオセキュア、迷惑メールを99%遮断するASP式フィルタリングサービス

 バリオセキュア・ネットワークス(坂巻千弘社長)は7月3日、メール送信形態の解析によって高い精度でスパムメールを自動的に遮断するASPサービス「Spam Protectionサービス」を8月に発売すると発表した。価格は50ユーザーの場合で、初期費用が5万2500円、月額費用が1万500円から。

 迷惑メールに特有の通信挙動を解析することで、99%の遮断率を実現する迷惑メールフィルタリングサービス。メールコンテンツだけでなく、送信元となるBotの特性に基づいた判定を行う仕組みをもち、言語環境に依存しない高精度なフィルタリングを実現できる。

 メールの送信元に対して自動的に送信処理自体の挫折を促す独自機能を備えており、迷惑メール件数の増加も抑制する。また、迷惑メールの判定結果をルールDBに自動登録するヒューリスティックエンジンを搭載し、常に最新のパターン情報を反映した判定を行うことが可能。

 サービスは、専用のアプライアンス機器の設置やソフトウェアのインストールが不要なASP形式で提供。迷惑メールを外部ゲートウェイ上で振り分ける仕組みのため手軽に導入でき、システムリソースの負荷を軽減する。また、登録情報の変更・確認を行うための専用のコントロールパネルを提供し、対象メールアドレスの追加・削除やフィルタリングレベルの変更などを一元的に運用・管理することができる。

バリオセキュア・ネットワークス=http://www.variosecure.net/index.html

提供:BCN