ぷらっとホームは2009年9月9日、手のひらサイズの企業向け小型Linuxサーバ「OpenBlockS 600」の出荷開始日が9月28日に決まったと発表した。あわせて、米Sun Microsystemsから正式認定された「Java SE for Embedded」の搭載も発表した。価格はオープンで、直販価格は5万9800円。
CDをセットするだけでリッピング&共有可能に、音楽サーバーに特化したLinuxディストリビューション「VortexBox」

今回はちょっと毛色の変わったLinuxディストリビューションとして、Fedoraをベースに音楽ストリーミングサーバー機能に特化した「VortexBox」を紹介しよう。オフィシャルサイト(http://vortexbox.org/)によると、Pentium 4/500MHz以上、メモリ512MBという比較的低スペックなシステムで動作し、余っているPCを音楽サーバにするのに最適なシステムとのことだ。最新版はFedora 11をベースにしたVortexBox 0.8である(リリースは2009年7月20日)。
高速化な組み込み向けWebサーバー「Appweb 3.0」リリース
米Embedthis Softwareの開発チームは8月24日、オープンソースの組み込み向けWebサーバーの最新版「Appweb 3.0」を公開した。Windows、Mac OS X、Linux、FreeBSD、Vxworks、Windows CEなどのプラットフォームに対応、同社Webサイトよりダウンロードできる。
レッドハットと日本IBM、SolarisからRed Hat Linuxへのサーバ移行支援
レッドハットと日本IBMは2009年7月15日、Solaris から Linuxへのサーバ移行を支援する企業向けプログラム「Red Hat Advanced Migration Program powered by IBM(RAMP-I)」を開始した。移行コストと期間を最適化して、運用・管理コストの削減を図る。価格は要見積もり。年間50件の案件獲得を目指す。
NTTデータ、小型サーバ向け「Hinemos」の開発を支援
NTTデータは、オープンソースの統合運用管理ソフト「Hinemos」を小型サーバに特化させた「アプライアンス版Hinemos」の開発を支援すると発表した。ぷらっとホームの手のひらサイズのLinuxサーバ「OpenBlockS 600」の搭載に合わせて同社のカスタマイズ開発に協力する。
キッズウェイ、Cobalt互換の専用サーバサービス開始
データセンター業務を手がけるキッズウェイ(本社:愛知県瀬戸市)は2009年5月12日、Cobalt互換サーバ管理ツール「ClassCat Cute Server Manager Enterprise Edition v5.0」を利用した「専用サーバサービス」を開始した。直販サイト「データセンターダイレクト」での価格は、月額2万8300円から。初期費用は無料。
ぷらっとホーム、パッケージ管理機能を搭載した手のひらサイズLinuxサーバ新モデル
ぷらっとホームは2009年5月12日、手のひらサイズの小型Linuxサーバの新モデル「OpenBlockS 600」を発売した。パフォーマンス向上のほか、独自のパッケージ管理機能「アプリケーションマネージャ」の搭載で、容易にサーバ構築ができるようにした。価格はオープンで、同社の直販「ぷらっとオンライン」での価格は5万9800円。
サーバOSとしても進化しつつある「PC-BSD 7.1」

伝統的なBSD UNIXの流れを汲むオープンソースのディストリビューションとして、真っ先に名前が挙げられるのがFreeBSDであろう。FreeBSDはその安定性と信頼性により、サーバ用途としては確固たる地位を築いているが、エキスパート向けともいえる操作性からデスクトップ分野ではほとんど普及していない。今回紹介する PC-BSD は、そのFreeBSDをベースに、主にデスクトップOSとしての使いやすさを目指して開発されているディストリビューションである。最新版は、FreeBSD 7.2-PRERELEASEをベースとする「PC-BSD 7.1 Galileo Edition」だ(2009年4月10日リリース)。最近のバージョンでは、日本語環境も整いつつある。フリーのデスクトップOSの選択肢のひとつとして試用してみるとよいだろう。
膨大なログから必要な情報を素早く抽出──システム管理者の悩みを解消するITサーチエンジン「Splunk」

システム運用において、トラブルシューティングやチューニング、法令などの理由でさまざまなログを取得・保管していると思うが、必要な情報を見つけ出すためには、どこに記録されていているのか、抽出するためのキーワードは何が適切かといった情報を事前に整理できていることが必要となる。とくにトラブル発生時は素早い対応が要求されるが、必要な情報を手軽に素早く取り出す手段を用意していない運用は多いのではなかろうか。そういったときに役立つのが、さまざまなログから情報抽出を行えるマクニカネットワークスの「Splunk」というツールだ(開発元は米Splunk)。
ラネクシー、Mac用仮想化ソフトのサーバ版を発売
ラネクシー(本社:東京都新宿区)は、米ParallelsのMac OS X Server用仮想化ソフト「Parallels Server for Mac」を2009年3月26日から販売する。複数のMac OS XおよびLinux、Windowsが混在する仮想化環境を構築できる。価格は12万2500円、保守料金が年間2万4500円。
Amahiが提供する高度で操作性に優れたホームネットワーク環境
ネットワーク接続ストレージ(NAS:Network-Attached Storage)用デバイスの中には、ネットワークストレージ機能は当然のこととして、VPNアクセス、カレンダ/スケジューリング、wikiを始め、iTunesサーバなどの追加機能を装備しているものも多い。そして本稿で紹介するAmahi Linux Home Serverは、これらの諸機能プラスアルファをFedora 9ベースのNASマシンにて統合することを目指したオープンソース製サーバだ。
米サンと富士通共同開発の「SPARC64 VII」搭載エントリー向けサーバ
米サン・マイクロシステムズと富士通は、最大4コアの「SPARC64 VII」プロセッサ1基とSolaris 10を搭載したエントリー向けサーバ「SPARC Enterprise M3000」を2008年10月27日販売開始した。価格を抑えながら、メインフレームレベルのRAS(Reliability、Availability、Serviceability)機能を備えるという。価格は210万円(税別)。
英Canonical、「Ubuntu Server」改善のためのユーザー調査を開始
英Canonicalは9月25日(英国時間)、Linuxディストリビューション「Ubuntu Server Edition」のオンラインユーザー調査を開始した。幅広いユーザーから利用動向に関する詳細情報を集め、製品改善に役立てる。