コンテンツ・ロジ、PostgreSQLベースのOracle互換データベースを国内販売

 コンテンツ・ロジスティック・リナックス(本社:東京都港区)は、オープンソースのPostgreSQLをベースとした商用RDBMS「EnterpriseDB Advanced Server」の販売を2007年12月から開始する。Oracleデータベースと高い互換性を持つのが特徴で、Oracleベースのアプリケーションをリコンパイルせずに移行できるという。

HDE、大規模メール配信システム新版 PostgreSQL 8.1採用で高速化

 ホライズン・デジタル・エンタープライズ(HDE、本社:東京都渋谷区)は、PostgreSQLやTomcat、qmailなどのオープンソースソフトを組み合わせた大規模メール配信システムの最新版「HDE Customers Care 4」を2007年2月28日発売する。内部データベースをPostgreSQL7.2から8.1にアップデートして、処理性能を30%向上させたという。

PostgreSQLをMySQL互換にする

PostgreSQLは強力な機能を備え、パフォーマンスにも安定性にも優れている。しかし、肝心な分野でMySQLに大きく水をあけられている。すなわち、PostgreSQLをサポートするオープンソース・プロジェクトは、MySQLをサポートしているものより遥かに少ないのである。そして、この状況がPostgreSQLの普及を阻んでいる。ユーザーの多くはMySQLを選ぶが、それはMySQLがPostgreSQLよりも優れているからではなく、自分が使っているオープンソース・ソフトウェアがMySQLしかサポートしていないからなのだ。こうした状況に、Christopher Kings-Lynneが挑んでいる。

富士通、PostgreSQLデータベース新機能の開発費を援助

今週、日本のハードウェア企業大手の富士通は、メインフレームコンピューティング用サーバについて米Microsoft社との提携拡大を発表したが、その一方で、富士通はオープンソースにも投資しており、PostgreSQLの新機能に道を開いている。これは、オープンソースデータベースの全ユーザに恩恵をもたらすものだ。