米Facebookは8月8日、社内で開発した負荷分散システムの取り組み「Autoscale」を発表した。ロードバランシングアルゴリズムの調整によってデータセンターの電力消費を改善するという試みで、すでに運用環境で利用して成果を得られているという。
米GNUveau Networksが遠隔地向けにLinuxを使った太陽電池式コンピュータネットワークを構築(動画)
米GNUveau NetworksのScott Johnsonが太陽電池式のインターネット「ハブ」システム(Ubuntu GNU/Linuxで動作)を開発し、フロリダ州のデイトナビーチにある自宅で受注生産している。目標は電話も電気も使えない、回線の通じない場所でもコンピュータとインターネットを使えるようにすることだ。夢物語ではない。現実にSolarNetOneという装置が今もアフリカで稼動しており、ワイヤレス接続と「インターネットカフェ」によるネット利用を多数の人々に提供している。このシステムは既製品を使用しているが、Scottは12V駆動でより省電力なものに改良した。Scottが言うには、太陽電池式のコンピュータ装置では「消費電力が肝心」だそうだ。
ログ・ファイルをRAMに置いてシステム・パフォーマンスを改善する方法
コンピューターの動作中はシステム・ログをRAMに置き、シャットダウン時にディスクにコピーするようにすれば、システムログ機能のあるノートパソコンあるいはモバイル機器のバッテリーやフラッシュ・ドライブの寿命を延ばすことができるだろう。その上、デーモンが突然30秒ごとにメッセージをsyslogに送り始め、ハードディスクが休まず回転し続けてバッテリーを浪費するといった状況に陥りにくくもなる。 Ramlog は、それを実現しようというプロジェクトだ。
米HP、コンテナ型データセンターを発表
米Hewlett-Packard(HP)は7月16日(米国時間)、コンテナ型データセンター「HP Performance Optimized Data Center(HP POD)」を発表した。40フィート型コンテナに、通常のデータセンターの4000平方フィート分の能力を収容できるという。
NEC、データセンター省電力化ソリューションを体系化
NECは2008年7月10日、IT機器の空調・電源設備の効率化による省電力化ソリューション「ITファシリティソリューションサービス」を体系化して販売開始した。新たに温度管理とモニタリングのソリューションを加え、新設の専任組織「REAL IT COOL推進センター」を通じて企業やデータセンター事業者に売り込む。
日立とNTTファシリティーズ、省電力データセンター事業で協業
日立製作所とNTTファシリティーズ(本社:東京都港区)は2008年7月2日、省電力データセンター事業で協業し、省電力運用管理基盤システムを共同開発すると発表した。2009年3月から提供する予定で、データセンター全体で空調機消費電力の約10%削減、CO2排出量年間約7万トン抑制を目指す。
米IBM、モジュラー構成データセンターを発表
米IBMは6月11日(米国時間)、モジュラー式データセンター「IBM Modular Data Center」とストレージ仮想化ソフトウェア「IBM SAN Volume Controller(SVC)4.3」を発表した。1年前に開始した省電力の取り組み「Project Big Green」を進めるものとなる。
米IBM、消費電力管理ソフトとグリーン化評価ツールを発表
米IBMは4月30日(米国時間)、データセンターの消費電力を追跡・管理する「IBM Systems Director Active Energy Manager(AEM)」、それにグリーン化の取り組みを測定するオンラインツールを発表した。同社が昨年5月に発表したグリーンITイニシアティブ「Project Green」を推進するものとなる。
米IBM、省エネ型Web 2.0向けサーバー「iDataPlex」を発表
米IBMは4月23日(米国時間)、低消費電力を特徴とする大規模データセンター向けサーバーカテゴリ「IBM iDataPlex」を発表した。OSはLinuxを採用し、顧客が構成オプションを選択して発注する。オンラインゲーム、SNS、検索など、Web 2.0サービスを提供するインターネット企業に最適としている。
米IBM、ビジネス変革やグリーンITにSOAをアピール――「IMPACT2008」
【ラスベガス発・佐相彰彦】米IBMは現地時間の4月8日、米・ラスベガスで開催中のSOA(サービス指向アーキテクチャ)関連の年次イベント「IMPACT2008」のオープニングセッションで、ビジネス変革とグリーンITに最適なのがSOAであることをアピールした。
米IBM:省エネ、大容量、高速な光ネットワーク技術を開発
米IBMは2月28日(米国時間)、少ない電力で大容量データを高速に伝送する光ネットワーク技術「green optical link」を開発したと発表した。毎秒8テラビットのデータ転送速度(HDビデオ5000本のストリームに相当)を、100ワット電球1個程度の消費電力で達成するという。
日本HP、「グリーンIT」に向けたデータセンターの省電力ソリューション第一弾
日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は2008年2月21日、データセンターの省電力化ソリューションを発表した。環境に配慮したIT化の取り組み「グリーンIT」の具体的な取り組みの第1弾で、水冷システム、直流電源モジュール、空調最適化ソリューションの3製品・ソリューション。同日、受注を開始した。
ナノテク繊維:発電するシャツも可能に 米ジョージア工科大が開発
米ジョージア工科大学は2月13日(米国時間)、ナノ技術を利用して、動きを電気に変えることができる繊維を開発したと発表した。着て普通に動いているだけで発電するシャツなどが期待できるという。携帯電話の充電に使えば、電池切れの心配がなくなりそうだ。
米Dell:省エネ重視の新ブレードサーバー
米Dellは1月21日(米国時間)、データセンター向けの新しいブレードサーバー製品群「PowerEdge M-Series」の販売を開始した。競合製品と比べて省エネルギーなのが特徴で、“グリーン仕様”が注目されるデータセンター市場に売り込む。
ぷらっとホーム、リモート電源管理ユニットをラリタンと共同企画
ぷらっとホーム(鈴木友康社長)は12月21日、ラリタンと共同企画したリモート電源管理ユニット「PShare RP」を08年2月に発売すると発表した。