記事レビュー「Novell、Microsoftとの提携について語る」 2006年11月13日01:33 Novell、Microsoftとの提携について語る Novell側からのラフな反応。このようにインタビューに積極的に応じたり、例のFAQを公開したこともそうだが、MSとの提携の是非自体はともかく今回のNovellの対応は、オープンソースがら
MSとNovellの提携について(2) 2006年11月12日23:30 宿敵同士が手を結んだ、という話題性が先行し、結局のところNovellとMSが、特に特許がらみで具体的にどういう内容の提携を結んだのかよく分からなかったのだが、Novellが米証取委(SEC)に提出した報告書のおかげで大体分か
The 5th International GPLv3 Conference 開催迫る 2006年11月10日18:17 The 5th International GPLv3 Conferenceの開催が迫ってきた。/.Jにもストーリーを掲載しておいた。 私自身はあいにくその日のうちに福岡に行かなければならないので、出られるとしても初日の午前中だけなのだが、皆さんふるって
GPLライセンシングは独禁法違反ではない 2006年11月10日15:36 あまり日本では話題になっていないが、在シカゴの弁護士Evan Brown氏が運営するブログInternet Casesによると、アメリカではGNU GPLによるライセンシングは独禁法に抵触しない、という司法判断がくだされたらしい。本家/.でも
記事レビュー「SunのJavaオープンソース化計画、いよいよ最終段階へ」 2006年11月9日01:22 SunのJavaオープンソース化計画、いよいよ最終段階へ Javaをオープンソース化するのは、ユーザにとってはもちろんSunにとっても価値ある前進だと思う。普及の枷がなくなり、FLOSS界における一層の受容が見込めるからだ。私
記事レビュー「FOSSコミュニティの構築と統率」 2006年11月7日21:45 FOSSコミュニティの構築と統率 FLOSSプロジェクトの立ち上げから初期段階においては、コードを書いてくれる人、コーダーを集めることが何より重要だ。機能がぱっとしないソフトウェアには、どうしたってユーザはつかな
MSとNovellの提携について 2006年11月6日12:05 最近のMicrosoftとNovellの提携(/.Jの記事)についていろいろ聞かれるのだが、私はあの話の本質的な争点は、NovellによるGPL違反だと思っている。 違反の内容だが、GPLv3のDD2第12項には以下のような条項がある。 12.[7] 他者の自由を明け渡してはならない
記事レビュー「Geekcorps:第三世界でコンピュータユーザを養成する平和部隊」 2006年11月5日22:50 Geekcorps:第三世界でコンピュータユーザを養成する平和部隊 私のような軟弱者なら、そもそもあらゆる意味で社会インフラが整っていないのだから無理、と最初からあきらめてしまうところだが、そこで劣悪な電力事情に
CC-JPの役割 2006年11月4日20:13 様々な分野の翻訳で知られるyomoyomoさんが、ご自身の日記で以下のように書いておられる。 以前ワタシも日本の大学のオープンコースウェアについて調べたことがあるのだが、教材の利用条件の記述が大学毎に結構違うの
GPLv3 3rd draft will be out in Nov. 23 2006年11月3日15:29 よほどのことが無い限り、GPLv3のディスカッション・ドラフト3は11月23日に発表される予定である。お楽しみに。
記事レビュー「“組織間の垣根を取り払う”WikipediaライクなWebサイトが米国情報機関で人気」 2006年11月2日06:25 “組織間の垣根を取り払う”WikipediaライクなWebサイトが米国情報機関で人気 大変結構なことだと思う。私自身は旧弊な人間なので、不特定多数による自由参加型Wikiは単純な情報「蓄積」には役立つが、レビューや議論を交
記事レビュー「レビュー:堅実な作りだが斬新(edgy)とは言い難いUbuntu Edgy」 2006年11月1日07:41 レビュー:堅実な作りだが斬新(edgy)とは言い難いUbuntu Edgy 実はまだUbuntuを自分で試したことがないのだが、それにしてもUbuntuは相変わらず(良い意味で)宣伝がうまい。昔ながらのDebianには絶えて無かった要素である。Debia
記事レビュー「プロプライエタリな電子納税ソフトウェアで窮するブラジル政府」 2006年10月31日19:24 プロプライエタリな電子納税ソフトウェアで窮するブラジル政府 以前も書いたことだが、私は、誰かが誰かに何らかの意味でFLOSSの利用を「強制」するというのは発想からして間違っていると思っている。プロプライエタ
GPLv3 DD2 2nd Rationale & LGPLv3 DDの訳 2006年10月16日14:48 また例によって遅れてしまったが、2nd Rationaleの訳とLGPLv3の日本語訳を公開した。前者はかなり巨大な代物だが、本文から脚注にジャンプできるので案外楽に読めると思う。GPLv3の改訂においてようするに何が争点になって
Drafts of GFDLv2 and GSFDLv1 are out 2006年9月27日03:44 戦線拡大というわけでもないんでしょうが、GFDLの新しいバージョンGFDLv2が出ました。いっしょにGSFDLv1というのも出ています。SはSimplerのSですね。当然両方ともドラフトなのでコメントも受け付け中です。こいつらも訳さなしょうがないだろうな…。
GPLv3 DD2の訳 2006年9月26日13:30 いろいろ風雲急を告げているわけだが、GPLv3のディスカッション・ドラフト2の日本語訳を公開する。これが現時点での最新版だ。2nd Rationaleの訳も出来てはいるのだが、膨大な注釈をHTMLでどう表現したものか考えあぐねてい
GPLv3 DD1 & Rationaleの訳 2006年9月6日11:12 ということで、GPLv3がらみの翻訳は、できれば日本を発つ前に一区切り付けておきたい。 などと抜かしていたのは今や昔、結局こんな時期になってしまった。ということで、GPLv3 1stドラフトの全訳と1st Rationaleの全訳を掲載
4th GPLv3 Conference in Bangalore 2006年8月2日11:03 4回目のGPLv3 Conferenceが、来たる8/23と24の両日、インド・バンガロールで開催される。第3回に続き、私も出席することにした。今回は2nd ドラフトが出てから最初の会議ということもあり、前回のバルセロナよりは突っ込んだ
The new drafts of GPLv3 & LGPLv3 are now on the web 2006年7月28日02:57 まだgplv3.fsf.orgには載っていないと書いたばかりですが、すぐさま公開されましたね。 2nd draft of GPLv3 1st draft of LGPLv3 具体的な変更点に関してはGuide to the new drafts of the GPL and LGPLもどうぞ。
GPLv3 2nd draft & LGPLv3 1st draft are out 2006年7月28日02:44 ということで出ました。すでに手元には届いていますが、これを書いている時点では公式サイトには反映されていないみたい。でもきっと間もなく載るでしょう。 GPLv3の2nd draftについてはざっとは見ました(細かいところは