JBoss、SOA対応のワークフロー・エンジン「jBPM」の新版を公開へ

 オープンソース・ソフトウェア・ベンダーの米JBossは8月16日、同社のワークフロー管理エンジン「jBPM(Java Business Process Management)」をアップグレードし、XMLベースのワークフロー記述言語であるBPEL(Business Process Execution Language for Web Services)のバージョン1.1および2.0に対応させる準備を進めていることを明らかにした。

ISIDと日本HP、オープンソースのJava開発環境「Seasar2」で協業

 電通国際情報サービス(ISID、本社:東京都港区)と日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は2006年8月2日、オープンソース・ソフトウェア領域で協業すると発表した。国産のオープンソースJava開発フレームワーク「Seasar2」を中心としたエンタープライズ向けソリューションを提供してゆく。

Sun幹部、オープンソース戦略とその展望を語る──Solaris、Javaに続き、ミドルウェアのオープンソース化に挑む

 米Sun Microsystemsのチーフ・オープンソース・オフィサーであるサイモン・フィップス氏は、ここ数カ月の間、複数のオープンソース事業に取り組んできた。Sunは昨年、「Solaris 10」をオープンソース化した「OpenSolaris」をリリースし、今年6月には、同社のJavaプログラミング言語のソースコードを公開する計画を発表している。Computerword米国版はフィップス氏にインタビューを行い、Sunのオープンソース戦略とその展望について聞いた。

三菱東京UFJ銀行がミッションクリティカルシステムにオープンソースを採用

 電通国際情報サービス(ISID、本社:東京都港区)は2006年7月19日、三菱東京UFJ銀行の大規模リスク管理システムに、Linuxと国産のオープンソースJava開発フレームワーク「Seasar2」が採用されたと発表した。市場系取引のリスク管理を担う中核システムで、メガバンクがオープンソースソフトを採用した例として注目される。

EclipseベースのIDE「MyEclipse 5.0」の最終プレビュー版が公開

 米ジェニュイテックは7月7日、Eclipseベースの統合開発環境(IDE)「MyEclipse」の次期リリース「MyEclipse Enterprise Workbench 5.0」(以下、MyEclipse 5.0)のプレビュー版を公開した。これは第2マイルストーン・リリース(M2)と呼ばれるもので、完成版に搭載されるほとんどの機能が備えられている。完成版は8月にリリースされる見通しだ。

EclipseにOpenAJAXフレームワークのコードが組み込まれる

Eclipse Foundationは、新しいAJAX Toolkit FrameworkをEclipseのWeb Tools Platform (WTP)プロジェクトに組み込むことに関する初期承認を与えた。このフレームワークには、DojoやZimbraなど多くのAJAX専用ランタイムプログラム向けのIDE構築ツールを提供すると考えられている”personality builder”が含まれている。AJAX Toolkit Frameworkの開発活動の原動力となっているIBMは、OpenAJAX立ち上げのイニシアチブを取り、IBM外部からの開発参入を集めようと考えている。