CTC、大規模システムのJavaアプリケーション監視ツールを販売

 伊藤忠テクノサイエンス(CTC)は2006年7月10日、米Wily TechnologyのJavaアプリケーション監視ツール「Wily Introscope」シリーズの国内販売を開始した。Javaアプリケーションのソースコードに手を入れることなく、既存システムの監視が可能。価格は1CPUライセンス130万円から。

 大規模システムのJavaアプリケーションの稼働状況やパフォーマンスを監視するツールで、Wily独自開発のBytecode Instrumentation(BCI)技術により、アプリケーションを修正することなくトランザクション情報をモニタリングできるという。開発段階の検証のほか、稼動中のシステムの監視にも対応する。

 履歴データを蓄積する独自データベースを搭載するため、別途データベースシステムを用意する必要がなく、低コストで導入できるという。また、各種の運用ツールと連携してネットワークやサーバなどのインフラと合わせた監視や、監視画面のカスタマイズなども可能。2006年度で10社への販売を目指す。【鴨沢 浅葱/Infostand】

伊藤忠テクノサイエンス
http://www.ctc-g.co.jp/