GoogleでWeb検索すると、たいていは検索結果が複数ページに渡って表示される。この検索結果ページからWebページへと遷移する際に、どのような行動をしているだろうか。検索結果ページから、そのうちのどこかのWebページへと進んで、いくつかページを見た後に、再び検索結果ページに戻って別のWebページへ……という使い方をしている人は多いのではないだろうか。求めたい情報がすぐに出てきた場合はいいが、そうでない場合は、検索結果に出てきたWebサイトと、検索結果ページとを頻繁に行き来することになる。
さまざまな言語のWebサイトを翻訳できる「FoxLingo」拡張
Webサイト巡っていると、日本語でも多くの情報を入手することが可能だが、それでは物足らなくなってくる。やはりインターネットの醍醐味は、日本に居ながらにして世界中の情報が手に入ることだろう。しかし、そのためには、英語をはじめとする外国語が分からないと話にならない。外国語はサッパリ苦手で……という人でも、ネット上には、ページ翻訳やテキスト翻訳をしてくれるWebサービスは複数あるため、それらを利用すれば、完璧ではなくとも大まかな内容を理解することは可能だ。
WebページのPDF化も可能な「PDF Download」拡張
最近では企業のWebサイトに掲載されるプレスリリースなどの文書が、PDFファイルで公開されることが多くなってきた。作成したドキュメントを異なる環境のコンピュータでも元のレイアウト通りに表示・印刷できるPDFファイルは、印刷物と同様なレイアウトの電子文書を公開する方法として広く普及している。しかし、便利な反面、不便な点もある。例えば、サイズの大きなPDFファイルを、うっかり開いてしまった場合だ。小さなファイルならばそんなに問題はないが、大きなファイルだった場合、読み込み、展開に時間がかかってしまうことがある。下手をすると、ブラウザが固まってしまうことだってあるのだ。
「Open IT Online」拡張でWeb上のオフィス文書をオンラインサービスで開く
Web上には、通常のWebページ以外にもオフィス文書などのドキュメントが公開されているケースがある。例えば、報告書や統計などといった類だ。これらの文書を閲覧する場合、ファイルをダウンロードしてMicrosoft Officeなどで開くという手順を踏むことになる。Firefoxでは「次のファイルを開こうとしています」というダイアログが出るので、そこから「プログラムで開く」の「Microsoft Excel(既定)」などや、「ファイルを保存する」を選択している人がほとんどのはずだ。
不完全なURLも自動的にリンクに変える「テキストリンク」拡張
たいていのWebページには、ページ内外へリンクが張られているのが普通だ。しかし、掲示板やブログなどでは、通常のリンクを張らずに、URLをそのまま貼り付けてあることがけっこうある。ただリンク形式になっていないというだけならば、URL文字列をアドレスバーへコピー&ペーストすれば、Webページを表示させることが可能だ。それにしても、せっかくのWebなのにURLを書いてもリンクを張らないというのはどうかと思ってしまうが、相手先のことを考えたりした場合に、ワザとハイパーリンクは張らないというケースもあるのだろう。
Webページのローカル保存に便利な「ScrapBook」拡張
Webページを巡回していると、そのページを保存したい、収集したいと思うことがある。その際には、Firefoxのページ保存機能を使ったり、以前紹介した「Pearl Cresent Page Saver Basic」を使ってキャプチャするなどという方法がある。しかし、Webページ全体を取り込んでおきたいという欲求に答えるには、これらでは少々物足らない。リンク先も含めたWebページを保存するには、別なツールが必要となる。そこでオススメしたいのが、「 ScrapBook 」というアドオンだ。
「Sage-Too」拡張でFirefoxを高機能RSSリーダーに
今回はFirefoxに強力なRSSリーダー機能を追加する「 Sage-Too 」を紹介する。最近は、RSSやAtomなどのフィード配信をしているWebサイトが増えてきた。それらに加えて、元々、フィード配信を備えているブログが流行し、多くの芸能人、著名人などもブログを開設しており、それらをチェックしているという人も多いかもしれない。
Google検索に的をしぼったFirefoxアドオン「Googlebar Lite」
Firefoxユーザーの中には、Googleを利用している人も多いだろう。FirefoxでGoogleのサービスを使い倒したいというユーザーには、以前紹介した「Google Toolbar for Firefox」を入れているという人も多いはずだ。このツールバーを導入することで、Googleが提供するあらゆるサービスを、Firefoxから簡単に利用することができるようになる。ところが、Google Toolbar for Firefoxは高機能な分だけ、Firefoxに負荷をかけてしまうアドオンにもなっている。中には、Google Toolbar for Firefoxの利用をやめたら、Webページの表示が早くなったと言う人もいるくらいだ。機能が増えればその分便利となるが、同時に不便な部分も生じてしまうのだ。
「Automatic Save Folder」拡張でドメインや拡張子別にダウンロード先を指定する
Webを閲覧していると、アプリケーションをダウンロードしたり、画像などを保存したりすることがあるだろう。その際、保存先を指定するダイアログが表示されるわけだが、そこで表示されるフォルダは基本的に前回ダウンロードした場所になっているはずだ。もちろん、同じ場所に保存するなら何も問題はないが、対象(ソフトや画像)ごとに違うフォルダに保存したいという場合には、いちいちフォルダを選択し直すという手間がかかる。フォルダ選択を忘れて、ダウンロードしたファイルがどこに行ったのかわからなくなることがあるかもしれない。そんなふうにダウンロードをする機会が多いユーザーに便利なのが、「 Automatic Save Folder 」というFirefoxアドオンだ。
大量に開いたタブから「Tabhunter」拡張で目的のタブを探し出す
Firefoxのようなタブブラウザでは、ふと気がつくと大量のタブを開いてしまって見たいタブがなかなか見つからない、ということになりがちだ。特に、メモリの処理が改善されて複数タブを開いた時のパフォーマンス低下が軽減されたFirefox 3以降では、そういう経験を持つ人は増えたに違いない。ついつい調子に乗って新規タブを開けば開くほど、タブの表示幅が狭まってしまい、パッと見ではページタイトルから目的のタブを見つけるのが困難になってしまうのだ。Firefoxのデフォルト設定ではタブを開きすぎると左右に矢印のナビゲーションが表示されて、表示領域からタブがはみ出してしまうのでなおさらである。1つのウィンドウ内で複数のページをタブとして処理できるタブブラウザは便利だが、こういった難点も生じてしまうのだ。
Firefoxに世界時計機能を追加する「FoxClocks」
分割されたWebページを1つにつなげる「AutoPager」拡張
GoogleやYahoo! JAPANなどのサーチエンジンで検索結果が複数ページにまたがった場合、最初のページに思うような結果がなかった場合、「次へ」やページ番号をクリックしてページ送りすることになるが、大量な結果が出てしまった場合、クリックするだけで疲れてしまうし、面倒くさくなってしまうのがオチだ。Web検索においては、そこまで先のページを見なくても探し物は得られるということもいえるが、少なくとも数ページは「次へ」をクリックすることになることに変わりはない。もちろん、1ページあたりの表示件数をカスタマイズすることも可能だが、それでもせいぜい100件くらいまでしか表示できない。
「GooglePreview」拡張で検索結果にサムネイルを表示する
Web検索にGoogleを使うユーザーは多いと思うが、検索結果がテキストだけだと、少し味気ないというか、分かりにくい場合がある。ニュースやYouTubeの結果が表示される場合は、記事中の写真や動画のサムネイル画像が表示されて少し華やぐというか、分かりやすさが増すような気がするが、そうしたページがヒットしないときは殺風景だ。その点、「見える!検索エンジン」を標榜する国産のサーチエンジン「MARSFLAG」の場合、検索結果にWebページのサムネイル画像が表示されるようになっており、テキストのみの表示と違って、検索結果が見た目でも伝わってくる。
「Drag & DropZones」でFirefoxのドラッグ&ドロップ機能を拡張する
Firefoxで表示しているページ内からキーワードを拾ってWebサイト検索する場合、いったいどういう行動を取るだろうか。多くの人は、キーワードを選択してから右クリックして、検索バーへコピー&ペーストするか、それすらしないで検索バーに直接入力してしまうのではないだろうか。ちょっとした検索であっても、手間がかかっているのだ。
「FoxSaver」拡張を使ってFirefoxでスライドショーを楽しむ
「Tab Mix Plus」拡張機能で、Firefoxのタブをカスタマイズ
Firefoxは軽快なタブブラウザだが、タブブラウザの命といえるタブの動作に関しては、カスタマイズできる範囲が限られている。タブまわりに関する設定項目が分散されてしまい、分かりにくくなっている、という部分もある。そんなFirefoxのタブ機能を拡張してくれるアドオンが「 Tab Mix Plus 」である。「Tab Mix Plus」は、これさえあればタブに関する機能設定は万全と言えるほどに、タブまわりの機能を包括的に指定することが可能なアドオンだ。
Firefoxの隠し設定をカスタマイズできる拡張機能「Configuration Mania」
Firefoxは軽快なブラウザだが、ユーザーが増えている理由はそれだけではない。機能を強化するための各種アドオンが豊富に提供されていること、隅々の動作まで調整できるカスタマイズ性の高さも大きな魅力となっている。そのFirefoxのカスタマイズ性の高さを示すのが、アドレスバーに「about:config」と入力することで開くConfig画面だ(図1)。この画面では、通常のオプション設定では設定不可能な項目のカスタマイズが行える。いわばWindowsのレジストリエディタのようなもので、かなり細かな設定ができるものの、それだけに初心者のみならず扱いは難しい。下手に間違った設定をしてしまえば、ブラウザが起動すらしなくなってしまうこともあるからだ。その豊富な設定項目のカスタマイズを比較的安全かつ容易に行えるようにしてくれるアドオンが存在する。それが今回紹介する「 Configuration Mania 」という拡張機能で、これを使うと標準のオプション設定にはない項目の変更ができるようになる。
「CS Lite」で面倒なクッキー管理を簡単に
Webサイトを巡回していると、前回のアクセス日時や、自分のユーザー情報などが表示されるページを見ることがあるだろう。これは、PCに保存されたクッキー(Cookie)を使って実現しているものだ。しかし、このクッキーを、便利だからといってすべてのサイトで無条件に使っていては危ないかもしれない。実はクッキーの中には、スパイウェアとなるものも存在する。ウイルス対策ソフトでも、スパイウェアとしてクッキーが検出されるのを見たことがある方も多いはずだ。無差別にクッキーを許可していては、ここから個人情報の流出などといったことにも繋がりかねないのだ。
「Google Toolbar for Firefox」でGoogleのWebサービスを活用する
「Flashblock」でFlashコンテンツをブロックする
最近は、様々な分野でFlashコンテンツが増えている。メニューやリンクなどWebサイトを構成する重要な要素から、ゲーム、音声、動画、広告などといったものに至るまで、Flashで作られるコンテンツは、日々増加していっているといっていいかもしれない。