FreedomHECレポート

シアトル発 ― 毎年、MicrosoftはWindows Hardware Engineering Conference(WinHEC)を開催している。今年は、このWinHECに続いて、FreedomHECと呼ばれる小規模かつ非公式な「アンカンファレンス(カンファレンスならざる会合)」が2日間にわたって行われた。WinHECほど大がかりではないにせよ、一般の開発者がLinuxのカーネル開発者と接し、意見を交換できる絶好の機会だった。

FreedomHEC ― 1日目

第1回FreedomHEC――Linuxでのハードウェアの扱い方をテーマとする2日間の非公式カンファレンス――がシアトルで幕を開けた。直前にはWindows Hardware Engineering Conference(WinHEC)が開催されており、Windowsに引き続き、Linuxからハードウェア状況を眺める形となった。

Mellon財団のオープンソースアワードがノミネートを受付中

Andrew W. Mellon財団が、オープンソースソフトウェアに貢献している個人および組織を表彰する新しい賞のノミネートを受付中である。同賞はMellon Awards for Technology Collaboration(MATC)と呼ばれ、受賞者に今後の活動のための補助金を授与することが定められている。ノミネートは財団のWebサイトで8月4日まで受け付けている。同サイトには、ノミネートの条件(具体的な評価基準を含む)も掲載されている。受賞者の発表は12月に予定されている。

2005年、オタワLinuxイベント特集

例年7月はLinux開発者が様々なイベントに参加する機会が多い月である。 特にカナダのオタワでは毎年、Ottawa Linux Symposiumをスケジュールの 核として一週間の間に様々なカンファレンスが集中する週が作られる。 Ottawa Linux SymposiumはLinuxカーネルを核としたハイレベルな開発者 カンファレンスであり、Linuxの世界では最高峰に位置付けられることも 多いが、その権威に一役買っているのがSymposiumの前に開催される 完全招待制によるカーネル開発者の会議である Linux Kernel Developers Summitである。本特集では、その Ottawa Linux SymposiumとLinux Kernel Developers Summitのレポートを お届けし、Linux開発の現場の空気を感じていただくことを期待する。

オープンソースウェイ講演資料

OSDNジャパンは、2002年12月20日に「Internet Week 2002」内のメインプログラムにて「オープンソースウェイ」を開催致しました。このカンファレンスでは、国内の著名なオープンソースに関わる研究者、開発者、経営者を招聘し、法律、経済・経営学の視点、そして現場の視点から見たオープンソースの見解を発表する場として活発な議論が繰り広げられました。ここではその資料を紹介しています。