Firewall Builderによるファイアウォールの設定

 Firewall Builder(fwbuilder)は、IPトラフィックのフィルタリング設定に役立つグラフィカルアプリケーションだ。このツールでは、ユーザが定義したフィルタリングポリシーをCiscoルータおよびLinksysルータで使われる各種言語やiptablesの仕様に変換できる。定義したポリシーとその実装をこうして分けることにより、ファイアウォールを実行するハードウェアを変更してもポリシーを定義し直さずに済む。

米IBM、Ciscoら、ITセキュリティに対応する業界団体を立ち上げ

 米IBMは6月26日(カナダ時間)、米Cisco Systems、米Intel、米Juniper Networks、米Microsoftとともに、インターネットセキュリティの業界団体「Industry Consortium for Advancement of Security on the Internet(ICASI)」を設立したと発表した。複数の製品に影響する脅威など、複雑になるセキュリティ対策に取り組んでいくという。

シスコがルータ製品のAPIを公開、サードパーティによるアプリ開発が可能に

 シスコシステムズ(本社:東京都港区)は2008年5月28日、サービス統合型ルータ製品「Cisco ISR」のAPIを公開すると発表した。同APIを含む開発用インタフェース「Cisco Application eXtension Platform(AXP)」を提供。顧客やサードパーティは、ルータと連動するビジネスアプリケーションを開発できるという。シスコがルータ用APIを公開するのは初めて。

サンとシスコ、ディザスタ・リカバリで協業

 サン・マイクロシステムズとシスコシステムズは2008年5月12日、ディザスタ・リカバリ分野で協業、第一弾として通信経路を暗号化して情報漏えいを防ぐディザスタ・リカバリ・ソリューション「セキュアDRソリューション」の提供を開始すると発表した。5月21日から伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)を通じて販売する。

ネットセキュリティ:「ネットは安全に」 遠隔地勤務者の意識が低下

 米Cisco Systemsは2月5日(米国時間)、リモート・ワーカー(遠隔地勤務者)などのセキュリティ意識についての調査結果を発表した。「インターネットがより安全になっている」と考えるワーカーが増える一方で、「セキュリティ意識が低下した」と感じているIT担当者が増えたことが分かった。

Cisco、メディア企業向けSNSプラットフォーム「EOS」構想を披露――SaaSモデルで2008年に提供予定

 米国Cisco Systemsは12月11日、同社のアナリスト向け年次コンファレンス「C-Scape 2007」のステージで、メディア企業のSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の提供を支援するプラットフォーム「Cisco Entertainment Operating System(EOS)」について説明を行った。