米Microsoft、Kubernetes向けの自動スケーリング技術「KEDA 1.0」をリリース
米Microsoftは11月19日、Kubernetes上で動作するワークロードの自動スケールを可能にする技術「KEDA 1.0」を発表した。あらかじめ定義しておいたルールに従ってコンテナを管理できる。
KEDAは「Kubernetes-based event-driven autoscaling」の略で、MicrosoftがRed Hatと協力して開発した。プロジェクト自体は4月に発表されていた。
さまざまなイベントをトリガーとして、Kubernetesのdeploymentを管理できるのが特徴で、KubernetesのCRD(カスタムリソース定義)とメトリックサーバーを活用する。現在Kubernetes 1.11.10以上でテストされているとのこと。
KEDA 1.0ではAzure QueuesやAzure Event Hubs、AWS SQS、Google Cloud PubSub、RabbitMQ、NATS Streaming、Kafkaなど、合計13種類といったイベントソースをサポートする。
KEDA 1.0はプロジェクトのページより入手できる。ライセンスはMIT License。