Red Hat、Kubernetesネイティブな開発環境「CodeReady Workspaces 2」を発表

 Red Hat(米IBM傘下)は11月19日(米国時間)、クラウドネイティブ開発ワークフロー「CodeReady Workspaces 2」を発表した。

 CodeReady WorkspacesはWebブラウザ上で動作する統合開発環境(IDE)であるEclipse Cheを土台としたブラウザベースIDE。Red HatのKubernetesプラットフォームである「Red Hat OpenShift」上で動作し、運用環境をミラーした環境でアプリケーションおよびサービスの作成や構築が行える。ワンクリックでの開発者ワークスペースの作成、LDAP、Active Directory、OpenAuthのサポートなどの特徴を備える。

 CodeReady Workspaces 2は2月に公開したバージョン1からの最新版。ユーザーインターフェイスをアップデートし、デスクトップのような体験を提供する。共有可能なワークスペース設定で、リポジトリやランタイム、ビルドツール、IDEプラグインなどをDevfileも強化し、Gitでのコードのバージョニングと保存ができるようになった。

 VSCodeの拡張をサポートし、様々なIDE拡張機能を利用できるようになった。インストールでは、エアギャップインストールをサポート、インターネットに制限のある環境でもダウンロードして安全な環境に動かすことができるという。

 CodeReady Workspaces 2は数週間でOpenShift OperatorHubにて公開を予定している。

Red Hat CodeReady Workspaces
https://developers.redhat.com/products/codeready-workspaces/overview