スマートフォンをデスクトップ端末化する「Maru OS」、オープンソース化
開発者Preetam D’Souza氏は8月26日、スマートフォンをデスクトップにできるOS「Maru OS」をオープンソース化し、開発プロジェクト「The Maru OS Project」の下で開発を進めることを発表した。
Maru OSはAndroidとDebian Linuxを組み合わせたもので、Android端末をデスクトップ端末のように利用できるようにするもの。Android端末にディスプレイとBluatoorhキーボードやマウスを接続することでデスクトップ端末として利用できる。デスクトップ端末としての利用時もAndroid端末側は単独のデバイスとして操作でき、通話やSMSの送受信などが可能。
D’Souza氏は2月、デバイスのポーティングでの支援などを目的に、Maru OSのソースコードを公開してオープンソースプロジェクトにすることを発表していた。ライセンスはApache License 2。
当時サポートする端末はNexus 5のみだったが、現在、Nexus、LG、Motorola向けのビルドが計画されているという。今後新しいデバイスを増やしていきたいとしている。
The Maru OS Project
http://maruos.com/